滋賀県と彦根市は、彦根城の世界遺産登録を目指し、推薦書原案の作成などの必要な取り組みを協働で推進しています。
彦根城は、全国の城の中でも天守、御殿、重臣屋敷、庭園、藩校などを含む全体構造が最もよく残っており、江戸時代の政治システムをあらわす物証の代表例として価値を持っています。彦根城を世界遺産に登録することで、歴史的な遺産を確実に継承し、滋賀の歴史的・文化的な魅力を世界に伝えるとともに、地域の持続可能な発展を目指します。
年度 | できごと |
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平成4年度(1992) | 世界遺産暫定リストに記載される。 |
平成20年度(2008) | 彦根市に彦根城世界遺産登録推進室が新設される。 |
平成26年度(2014) | 滋賀県教育委員会から文化財専門職員が彦根市に派遣される(~令和元年度)。 |
平成29年度(2017) | 彦根市が有識者による学術検討委員会を設置。 |
平成30年度(2018) | 市民による応援組織「彦根城世界遺産登録 意見交換・応援1000人委員会」が設立される。ICOFORT(城塞・軍事遺産国際学術委員会)彦根大会が開催される。 |
令和元年度(2019) | 滋賀県と彦根市が学術会議(学術検討委員会)を共同で開催。滋賀県と彦根市が「彦根城の世界遺産登録推進に関する協定」を締結。滋賀県と彦根市が推薦書原案を文化庁へ提出。 |
令和2年度(2020) | 滋賀県に彦根城世界遺産登録推進室が新設される。 |