A.消防学校は、学校教育法に定める学校ではありません。消防組織法第51条に定める消防職員、消防団員の教育・訓練をする県の施設です。(滋賀県について記載しています。以下、同じ。)
A.各消防本部(局)の採用試験に合格すると消防官(消防吏員)になれます。滋賀県では7つの消防本部があり、それぞれの市または組合で採用試験を行っています。
A.各消防本部(局)に採用された者は、最初に「初任教育」に6ヶ月間、入校します。ここで消防官としての基礎となる法令、物理、化学、力学、建築などの知識や、火災、救急、救助などに対応するための基本的な技術を習得します。
この他、個人の適正に応じて救急、水難救助、山岳救助、特殊災害、火災調査、危険物などの専門教育や幹部教育を行っています。
同様に、消防団にも防火、防災に関する基礎教育や専門教育を行っています。
消防学校は全寮制で教育、訓練を行っています。1日の日課は次のとおりです。
時間 | 日課 |
---|---|
6時30分 | 起床 |
6時40分 | 点呼・体操 |
7時10分 | 清掃 |
7時30分 | 朝食 |
自習 | |
8時30分 | 日直・寮直交代 |
通常点検 | |
9時00分 | 授業開始(1~3時限) |
12時00分 | 昼食 |
13時00分 | 授業再開(4~7時限) |
16時50分 | 授業終了 |
清掃・体力練成 | |
18時00分 | 夕食 |
18時30分 | 入浴・自習 |
21時30分 | 点呼 |
22時00分 | 消灯 |
(4月から10月の日課表です。)