国スポ「水泳」の紹介

2025年の国スポでは、水泳の競泳、飛込(とびこみ)、水球、アーティスティックスイミングは草津(くさ)市、オープンウォータースイミングは長浜(ながはま)市で実施(じっし)される予定です。

国スポ「水泳」とは?

 水泳は、スピードを競う「競泳」、飛込(とびこみ)台から水面までの約2秒の間に空中での技術と華麗(かれい)さを競う「飛込」、選手同士の同調性が見どころの「アーティスティックスイミング」、ゴールにボールを入れあい点数を競う「水球」、海や川、湖など自然の中で行われ、より速く泳ぐ技術だけでなく、自然の中で泳ぐための知識や経験も必要とされる「オープンウォータースイミング」の5種目があります。ひと口に水泳と言っても種目によって競技特性が違(ちが)うので、それぞれ違った緊迫感(きんぱくかん)や迫力(はくりょく)を味わうことができます。

藤本笠斗選手、加藤遼士選手選手インタビュー

藤本笠斗選手、加藤遼士選手選手

 栗東(りっとう)市出身の藤本笠斗(ふじもと・りつと)さん(16)と、守山(もりやま)市出身の加藤遼士(かとう・りょうじ)選手さん(16)はともに滋賀県立草津東(くさつひがし)高校1年生。幼い頃から水泳を習ってきた二人に、競泳の魅力(みりょく)や普段の練習について聞きました。

水泳を始めたきっかけを教えてください。

加藤さん:2歳上の兄がスイミングスクールに通っていたのがきっかけです。3歳の頃から僕(ぼく)自身も水泳を習うことになりました。

藤本さん:母は元水泳選手で、仕事もスイミングのコーチをしていたこともあり、僕(ぼく)は全然記憶にないのですが、10ヶ月の頃からプールに通っていたようです。

普段はどのような練習をしているのですか?

加藤さん:器具を使った筋トレなど陸上でのトレーニングをしてから、週6日は泳いでいます。長い距離(きょり)を無闇(むやみ)に泳ぐのではなく、タイムを意識しながら泳いでいるので、だいたい3000m〜5000mぐらいでしょうか。

藤本さん:僕も週6日泳いでいます。50mが一番得意なので、僕もあまり長い距離(きょり)を泳ぐことはしていません。飛び込みやターン、タッチなどテクニックを中心に練習しています。映像を撮って分析したり、コーチからアドバイスをもらったりしています。

藤本笠斗選手、加藤遼士選手選手

ご自身が取り組まれている競泳の魅力(みりょく)を教えてください。

加藤さん:僕が取り組んでいる100m自由形は一瞬で勝負が決まるので、やっていても観ていても飽きない。試合は緊迫感(きんぱくかん)があり、展開がスピーディーなところが魅力(みりょく)だと思います。

藤本さん:僕(ぼく)が取り組んでいる50m自由形は、ひとつミスをすれば絶対にいいタイムは出ません。結果を出すためには、飛び込みなど勝敗を決めるすべての要素を上手くまとめ上げる必要があります。そこが楽しいし、面白いし、やりがいに感じている部分です。

選手としての目標や夢を教えてください。

加藤さん:周りの人から尊敬され、たくさんの方から応援してもらえるような選手になりたいです。

藤本さん:全国大会に行って、周りの人から「あれが“速い藤本”や」と噂される選手になりたいですね。

藤本笠斗選手、加藤遼士選手選手

滋賀県で開催される国スポ・障スポへ向けて、メッセージをお願いします。

加藤さん:地元で国スポ・障スポが開催(かいさい)される機会は滅多にないと思いますので、滋賀県人として大会を盛り上げていきたいですし、いい結果を残せるように頑張りたいです。

藤本さん:国スポ・障スポの開催地はどこも優勝を狙っていると思います。目指せ総合優勝ですね。個人としてもよい結果が出せるよう、できるところまでやりたいです。

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