(趣旨)

第1条　この規則は、消防組織法(昭和22年法律第226号)第51条の規定に基づき設置した滋賀県消防学校(以下「学校」という。)が行う消防職員、消防団員その他消防関係職員に対する教育訓練の実施について必要な事項を定めるものとする。

(教育訓練の目的)

第2条　教育訓練は、消防職員、消防団員その他消防関係職員に消防の責務を正しく認識させるとともに、人格の向上、学術技能の修得、体力の練成、規律の保持および協同精神のかん養を図り、もつて公正明朗かつ能率的に職務を遂行し得るようその資質を高めることを目的とする。

(教育訓練の種類)

第3条　教育訓練の種類は、次のとおりとする。

(教育訓練の計画)

第4条　校長は、毎年3月31日までに翌年度の教育訓練の計画をたて、知事の承認を得なければならない。

(入校の手続き)

第5条　市町長等が所属の消防職員、消防団員その他消防関係職員を入校させようとするときは、次の各号に掲げる者の区分に応じ、それぞれ当該各号に定める様式による入校申込書に別に定める書類を添えて、校長に提出しなければならない。ただし、特別教育訓練にあつては、この限りでない。

(入校)

第6条　市町長等は、前条第2項の規定による入校の決定があつたときは、当該決定に係る者を所定の期日に入校させなければならない。

(服務)

第7条　入校生は、学校の規則および校長の指示に従い、教育訓練に専念しなければならない。

(退校)

第8条　校長は、入校生が次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、その者に対して退校を命ずることができる。

(教育効果の測定)

第9条　校長は、入校生に対して教育訓練の効果の測定を行うことができる。

(修了)

第10条　入校生が所定の教育を修了したときは、修了証書(別記様式第3号)を授与するとともに、消防団員にあつては別に定める滋賀県消防学校教育修了章交付基準に基づき修了章を交付する。

(ほう賞)

第11条　校長は、必要と認めるときは、所定の教育を修了した者を、ほう賞することができる。

(委任)

第12条　この規則に定めるもののほか、必要な事項は、校長が別に定める。