更新日:2018年7月20日

2期目の就任にあたっての職員向けあいさつ

みなさん、おはようございます。

暑い中、お出迎えいただきありがとうございました。林業技師の中務さんから花束もいただき、気持ちも新たにしたところです。

命に関わる酷暑の中、県民の皆さんに向けて暑さ対策をしっかりと呼びかけていきましょう。また、先月から今月にかけて、地震、竜巻、豪雨など、本県も被害、影響を受ける災害が頻発しています。被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げるとともに、復旧に向けて私たちも全力で取り組み、より深刻な被害を受けられた被災地にしっかりと寄り添う活動を展開していきたいと思います。現在も対応にあたっている職員の頑張りに敬意を表するとともに感謝申し上げたいと思います。

今回、知事選挙において、多くの県民の皆様のご支持をいただき引き続き知事の職務を担わせていただくことになりました。私に対する支持は、職員の皆さんと一緒に進めてきた県政、県民の皆さんと一緒に進めてきた県政への評価だと受け止めており、自信をもって取組を進めていきたいと思っています。

特に、「新しい豊かさ」に向けた取組は、ここ滋賀や国立環境研究所の琵琶湖分室の開室、健康寿命の長さをはじめ、様々な分野で成果が出てきていると感じています。

同時に、子育ての環境づくりや2024年の国民体育大会・全国障害者スポーツ大会に向けた準備など、さらに充実させていかなくてはならない取組もたくさんあると感じているところですので、みなさんと力を合わせて頑張っていきたいと思います。そういった意味で、私自身の真価が問われる4年だと思っており、より緊張感と使命感をもって職責にあたってまいりたいと思います。多くの方から支持をいただけたことを胸に、より偏りのない、より開かれた県政をつくってまいりたいと思いますので、皆さんのお力添えをよろしくお願い申し上げます。

この選挙期間中に県内各地を回りながら感じたことをお話しいたします。

わたしたちの住むこの滋賀県は、なんと水や自然の恵み豊かな土地であるかと感じ入りました。水稲も大きく育ち始めています。瑞穂の国であることを感謝したと同時に、水の災いの怖さを知りました。山や農地、宅地の荒れ地も目立ち始めました。獣害におびえ、どちらが柵の中で生活しているのかわからない状況も目の当たりにしました。現場の感覚を大切に、良質な危機感をもって県政にあたってまいりたいと思います。

今回、次の4年間に向けて「健康しが」をみんなでつくろうと呼びかけてきました。「健康しが」という言葉には、「活力」と「持続可能性」、「自分らしさ」そして「支え合い」という意味を込めています。

「人の健康」と「社会の健康」と「自然の健康」を一緒につくっていきましょう。

「人の健康」では、人権と多様性を尊重していきます。人生100年時代をしっかりと見据えながら、長寿化はありがたいことですが、それに伴う課題がより顕在化してきますので、しっかりとその対応を講じていこうではありませんか。なぜ長生きなのか、健康寿命を延ばすには何をすればいいのか、要因をしっかりと分析しながら次の手を打っていきたいと思いますし、市町や企業、様々な団体の皆様と協力した健康しがの取組をつくってまいりたいと思います。

子どもたちをしっかりと育む環境を整えていきましょう。保育人材の確保や、子育て中のお父さん、お母さんへの支援をしっかりと行うと同時に、子どもたちの学びの質を高める取組を進めていきたいと思います。

2020年のオリンピック・パラリンピック、2024年の国民体育大会・全国障害者スポーツ大会をしっかりとつくり、そのきっかけを生かして私たち県民のスポーツや文化に親しむ環境を整える取組を進めたいと思います。課題もたくさんありますが、しっかりと説明責任を果たして進めていこうではありませんか。

「社会の健康」では、すべての人に居場所と出番のある共生社会をつくるための条例づくりをはじめ、次の世代と防災、減災のためのインフラ整備、また、多くの恵みと稼ぎを与えてくれている事業や産業を次の世代へ継承していく、事業承継の取組をしっかりと進めると同時に、公共交通をしっかりと支える仕組みをつくり、次の時代へ繋げる取組をこの4年間でつくってまいりたいと思います。

その土台となる「自然の健康」は、琵琶湖をはじめとする自然の健康をしっかりと保ち、整え、高める取組をさらに進めていきます。琵琶湖の保全・再生への取組も、いよいよ佳境を迎えてまいりますので、生物多様性を尊重する取組もしっかりと進めてまいりましょう。特にこの4年間は、山、森林の対策をしっかりと講じてまいりたいと思っています。森林環境税の使い方も含めて、皆さんと一緒に山の取組を進める4年間をつくっていきたいと思います。

こういった取組を進めるには、「県庁の健康」、「県庁の持続可能性」も大事になるかと思いますので、現在検討を進めている、次期「行政経営方針」を中身のあるものにし、皆さんと一緒に進めている働き方改革を一歩進め、言葉だけ、掛け声だけで終わらせない、上から目線ではない、県庁の健康経営を私たち自身の取組として進めていこうではありませんか。

昨日、県民スポーツ大賞特別賞をお渡しした乾選手がおっしゃっていた言葉に、はっとさせられたことがあります。

「プロスポーツの世界はとても厳しいが、楽しくプレーしたい。その楽しさを表現することで、次の世代が育ってくれることを願っている」といった趣旨のことを自然と発しておられたことに感銘を受けました。

「みんなでやりましょう、一緒にがんばりましょう」という言葉に「楽しく仕事をしましょう」を加えたいと思います。ご縁があって今の時代の滋賀県の仕事を一緒にしている仲間として楽しく仕事をして、「健康しが」を一緒につくっていこうではありませんか。

2期目になると、驕りが出てくると言われます。都合の悪いことや、こう見えている、こう感じているという声や評価を私に届けてください。そして県民の皆さんとともに、県民の皆さんのための滋賀県庁を一緒につくっていきましょう。

少し長くなりましたが2期目の節目を迎えるにあたって、皆様と一緒に仕事をするための挨拶とさせていただきます。これからも一緒にがんばりましょう。