更新日:2016年8月8日

世界へ、源流へ、琵琶湖とともに

みなさん、おはようございます。暑い毎日ですがお元気でしょうか。

ただ今お聴きいただきました曲は、「びわこ讃歌 ~びわことともに~」でございます。

昭和56年に、本県で開催された「びわこ国体」を記念して作られた曲であり、私自身も学校で習い、歌ったことを覚えております。深い思いが込められた歌詞であり、今の時代、これからの時代にもふさわしい良い歌です。

「滋賀は琵琶湖と生きていく」。この思いを共有し、具体の取組を一緒に作ってまいりたいと思います。


さて、今日から8月です。

いよいよブラジルのリオデジャネイロにてオリンピック・パラリンピックが始まります。本県出身や本県にゆかりのある選手も多数出場されます。

先を見据えますと、2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2024年に本県で開催される国民体育大会および全国障害者スポーツ大会、また2019年のラグビーワールドカップ、2021年の関西ワールドマスターズゲームズと、スポーツに関連した大きなイベントが続きます。

これらを活かし、施設整備や競技力向上と併せて、ホストタウンなどによりスポーツで滋賀を盛り上げる、スポーツを「する」「見る」「支える」ことで心と体の健康をつくる、アールブリュットをはじめとした文化プログラムで滋賀の魅力を発信することなどにも力を入れ、世界に視野を広げた取組を積極的に進めてまいりたいと思います。


先月、私は高島市朽木にて短期居住を行いました。

知事になって5度目の短期居住となる今回は、朽木岩瀬の民家をお借りし、地域の方々とも交流しながら、琵琶湖、安曇川の源流地域で心身に思い出刻まれる貴重な体験をいたしました。

地域の森林資源である生杉のブナ原生林や高島トレイルなどは、私たち人間に何か大きな力を与えてくれる存在のように感じられましたし、数百年もの間生きてきた巨木やご神木に、みずみずしく神々しい力も感じました。

また、いよいよ伐期を迎えるスギやヒノキも大切な資源であります。実際にチェーンソーを使って立木を切り倒す経験をさせていただき、寸時でありましたが林業、山仕事をされる皆様と意見交換も行いました。

現地での視察や体験を通し、伐採・間伐と流通、販売を繋ぎ、生産者と消費者が繋がることで、林業を成長産業化させていける可能性を感じました。そのために、林地の境界を明確にする必要性、鹿や熊による被害も最小限にしながら、むしろ人間以外の生き物とも共生・共存できる山づくりの必要性も学ばせていただきました。

琵琶湖を保全・再生していくために、源流である山を守り、山の暮らしと生業を作る取組を充実させていきたいと思います。

琵琶湖と生きていく、そのために世界へ、そして源流へ。


お盆にはご家族とともにご先祖に思いを馳せられる方も多いと思います。

終戦の日もあり、戦没者を悼み、平和の尊さを心に刻む時も大切にしたいと思います。


以上で、今月の知事談話を終わります。