今回は、新年を機に、事業所で利用されている各種システムや端末のセキュリティに関わる設定を点検していただき、不備があれば見直しをしていただきたいと思います。
あいかわらず、企業等を狙ったサイバー攻撃は後を絶ちませんが、例えば、通信関係機器に修正パッチが適用されていないなど、基本的な対策が取られていないために、サイバー攻撃を防げなかった事例が散見されます。
事業所でお使いになられているシステムによっては、設定の見直しを一度に実施することが困難な場合があるかと思いますが、「一年の計は元旦にあり」と言いますように、自社内の「セキュリティ点検計画」を策定していただき、令和5年を万全のセキュリティ体制で臨んでいただきたいと思います。
政府では、令和5年2月1日(水)から3月18日(土)までを「サイバーセキュリティ月間」とし、期間中、各機関と連携して、サイバーセキュリティに関する啓発活動を集中的に行うとしています。
滋賀県警察においても、より多くの方々にセキュリティについて関心を持っていただき、みんなが安全・安心に利用できるインターネット空間にしていくため、各方面で啓発活動を予定しています。
「サイバーセキュリティ月間」の概要や全国の取組みについては、NISC(内閣サイバーセキュリティセンター)ホームページhttps://security-portal.nisc.go.jp/ で順次公開されます。