滋賀県警察サイバーセキュリティ対策動画作成業務委託の公募型プロポーザルに係る質問への回答は次のとおりです。
質問1
動画1に関するよくある犯罪被害の例について教えてください。
またはそれがわかる資料(WEBページなど)があれば教えてください。
質問1に対する回答
SNSやインターネット利用に起因する犯罪については、SNS内のメッセージ、掲示板、配信アプリ、ゲーム内チャット等のコミュニケーション機能があるものを通じて被害者と被疑者が知り合うことを契機とし、その後、言葉巧みに騙される等した結果、児童福祉法違反、青少年保護条例違反、児童買春、児童ポルノ製造、不同意性交等罪(強制性交罪が令和5年7月13日規定変更)、不同意わいせつ罪(強制わいせつ罪が令和5年7月13日規定変更)等といった性犯罪の被害にあっているほか、殺人、略取誘拐等の事件が発生しています。
参考として、
・警察庁「令和4年における少年非行及び子供の性被害の状況」
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/syonen/pdf-r4-syonenhikoujyokyo.pdf
・独立行政法人情報処理推進機構「情報セキュリティ教材」
https://www.ipa.go.jp/security/net-anzen/index.html
・総務省「インターネットトラブル事例集」
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/kyouiku_joho-ka/jireishu.html
をご参照ください。
質問2
動画1について、主に小学何年生がターゲットになりますか?
質問2に対する回答
インターネット利用に関する防犯教室の開催依頼については、小学校4年生以上が多いことから、同学年以上をターゲットとして想定しています。
質問3
動画1について、特に被害件数が多い学年はありますか?
質問3に対する回答
今年に入り、小学生が被害者となるインターネット利用に関する事件の取り扱いはありませんし、これまでからも小学生が被害者となる事件取扱はほぼ、ありません。これは、例えば小学生自身がインターネットショッピングを利用したり、SNSで日常の連絡を取り合うなどといったところまで使いこなすことは年齢的にも不相応であるからだと推測されます。一方で、インターネットが日常生活の一部として存在している昨今では、交通ルールなどと同様、インターネットの正しい使い方に加え、現実世界と同様にインターネット空間におけるモラルや倫理観を教育していく必要があると考えています。
質問4
動画2の「不正アクセスによる非行」について例があれば教えてください。
またはそれがわかる資料(WEBページなど)があれば教えてください。
質問4に対する回答
不正アクセスの事例としては、友人等の目に見えるところでのID・パスワードの入力行為や、氏名や誕生日を組み合わせた安易なパスワードの設定によるSNSアカウントの乗っ取り、プレイ代行やアカウント交換を持ちかけられたことによるゲームアプリのアカウント乗っ取り等があります。
参考として、
・警察庁「不正アクセス対策」
https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/countermeasures/unauthorized-access.html
・総務省「インターネットトラブル事例集」
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/kyouiku_joho-ka/jireishu.html
をご参照ください。
質問5
使用用途の「防犯教室」は、小学校や中学校の授業の一環として行うシチュエーションを想定していますでしょうか?
質問5に対する回答
その通りです。