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平成24年12月8日(土曜日)、日本救急医学会認定のICLSコースを開催しました。
ICLSは、心肺停止に対応する心肺蘇生術の実技研修コースのことで、当院では初めての開催になります。受講生は医療従事者で、OLSA(おうみライフサポート協会)に所属する当院および県内の救急病院の医師、コメディカルおよび消防署の救急救命士がインストラクターを勤めました。
当日は朝から夕方まで、日本救急医学会のプログラムに沿って、当院の外来スペースを使用し、蘇生実習用人形を使ったシミュレーション研修を実施しました。フェイスシールドを利用したBLS(基本的心肺蘇生術)、フェイスマスクとAEDを使用したBLS、窒息の対処、回復体位などへの体位変換、挿管を含んだ気道管理、電気的除細動を含んだモニター管理、シナリオベースのICLSシミュレーション研修などを行い、受講生全員に日本救急医学会認定の受講証が交付されました。
参加施設数:10施設
受講者数
職種 | 人数 |
---|---|
医師 | 4名 |
歯科医師 | 1名 |
臨床工学技士 | 2名 |
看護師 | 17名 |
合計 | 24名 |
施設 | 人数 |
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県立滋賀県立総合病院 | 8名 |
県立小児医療センター | 2名 |
県立精神医療センター | 2名 |
他病院 | 12名 |
合計 | 24名 |
ICLSコースは滋賀県の救急医療の向上と救急関連の医療従事者の交流に貢献し、当院の救急対応レベルの向上に繋がります。今回の経験をもとに次年度も継続して開催していきたいと考えています。
◇本件に関する詳細な問い合わせ先:滋賀県立総合病院救急部