受け継がれる伝統工芸 現代のライフスタイルに取り入れてみませんか?(広報誌滋賀プラスワン 令和元年(2019年)7・8月号 vol.180)

古くから先進的な産業と独自の文化が発展してきた滋賀。様々な伝統の技が受け継がれています。

滋賀の優れた伝統的工芸品を継承していくため、昨年度は新商品開発に向けた取り組みを実施しました。

伝統的工芸品

県では、主として日常生活に使われ、伝統的な技術で製造されるなどの要件を満たす工芸品を指定。昭和59年度から指定しており、令和元年6月現在、38品目が知事の指定を受けています。

新商品の開発を支援

ライフスタイルの変化などによる伝統的工芸品の需要減少に対して、県では伝統の技術を活かした新商品の開発を支援しています。

伝統の技や手仕事の味わいとモダンデザインが出合った工芸品もあります。伝統的工芸品を皆さんの暮らしに取り入れてみませんか?

滋賀の伝統的工芸品 *近江上布、信楽焼、彦根仏壇は経済産業大臣指定

●高島市
高島扇骨、雲平筆、和ろうそく

●大津市
草木染手組組紐、膳所焼、近江雁皮紙、大津絵、いぶし鬼瓦

●守山市
綴錦

●野洲市
神輿

●近江八幡市
押絵細工、八幡丸竹工芸品、木珠(高級木製数珠玉)

●竜王町
木製桶樽

●湖南市
正藍染・近江木綿、近江下田焼

●甲賀市
信楽焼

●長浜市
網織紬、ビロード、楽器糸、鼻緒、特殊生糸、輪奈ビロード、提灯、ろくろ工芸品、浜仏壇、錺金具、和ろうそく

●米原市
近江真綿、上丹生木彫

●彦根市
彦根繍、(再興)湖東焼、彦根仏壇

●愛荘町
近江上布、秦荘紬、近江刺繍、太鼓、愛知川びん細工手まり

●東近江市
手織真田紐、長村梵鐘※、小幡人形、江州よしすだれ※
※平成31年3月指定
 

江州よしすだれ

株式会社 タイナカ(東近江市)

天然のヨシの曲がりを一本ずつためて手際よく真っ直ぐにするには、経験と熟練の技が要求される。すだれは、近江八幡周辺の良質なヨシを5~25年ほど乾燥させ、編み上げる。

テレビ滋賀プラスワンでも紹介します!

平成31年3月に、伝統的工芸品に指定された「江州よしすだれ」と「長村梵鐘」を取り上げます。職人熟練の技を、ぜひ、ご覧ください!

放送予定日:7月7日(日)朝8時30分~8時50分 【びわ湖放送(3ch)】

伝統的工芸品新商品開発等支援事業

県では昨年度、「美・和・事」を創造するプロジェクトを実施し、3事業者が専門家と共に新たなデザインの商品を開発しました。

伝統マーク R1-016

経済産業大臣指定伝統的工芸品

「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」に基づく経済産業大臣の指定を受けた工芸品であることを示す。

知事指定滋賀県伝統的工芸品

「滋賀県伝統的工芸品指定要綱」に基づく知事の指定を受けた工芸品であることを示す。

八幡丸竹工芸品

有限会社 竹松商店(近江八幡市)

竹を割らず節も含めてそのまま使い、熱を加えてきれいな円形に曲げる熟練の技を受け継ぐ。提灯の取っ手や、ホテルでのアフタヌーンティーセットの枠なども制作。

(再興)湖東焼

一志郎窯(彦根市)

極細の線で描いた繊細な絵付けが特徴。幕末に彦根藩の藩窯で作られていたが、明治に廃絶。昭和61年に中川一志郎さんが再興した。

木珠(高級木製数珠玉)

株式会社 カワサキ(近江八幡市)

聖徳太子が技法を伝授したとされる伝統的な数珠作りの技を受け継ぐ。それぞれの木材に向き合い、素材の持ち味や魅力を最大限に引き出して木珠に仕上げている。

お問合せ

県庁中小企業支援課
電話番号:077-528-3731
FAX番号:077-528-4871
メールアドレス:fb00@pref.shiga.lg.jp
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