豊かさを高めよう 「やまの健康」(広報誌滋賀プラスワン 令和元年(2019年)7・8月号 vol.180)

「やまの健康」とは、農山村の魅力的な地域資源を活かしたモノ・サービスを皆さんの暮らしと結びつけることで、滋賀の豊かな暮らしを実現しようとするプロジェクトです。

琵琶湖を取り巻く森林・農地も適切に管理していきます。

「やまの健康」を考える 山と人を結びつける 「仕事おこし」

山が健康になっても、そこに人がいなくては意味がありません。山に人が住み、仕事をする中で木を使い、また木を植えて…と木が循環することで山がいきいきとします。今では山間部に人がいなくなって空き家や農地の放棄が増え、森林が荒れています。山麓で人間と自然の接点をもっと増やすことが大切だと思います。

山で木を伐採して搬出し、丸太を製材して家を建て、家具を作り、端材は燃料にし、燃えカスの灰は畑にまく。エネルギーの流れも視野に入れて木の流れ全体を体験できる学校を立ち上げる予定です。木を無駄なく活用する技術を伝え、次世代へとつないでいく持続可能な事業の足がかりとなればと考えています。

植える、育てる時代から 伐って活かす時代へ

琵琶湖と人々の暮らしを支える森林づくり

平成18年度に「琵琶湖森林づくり県民税」を導入し、「環境林」の整備、荒廃した里山の再生や県民の森林づくりへの参画の促進、県産材の利用、森林環境教育「やまのこ」などに取り組んできました。

これらの取り組みにより、年間約700haの森林が整備され、水源かん養や土砂災害の防止などの多様な機能が回復しつつあります。

また「びわ湖水源のもりづくり月間(10月)」には年間7,000人以上が森林を守り、育てる活動に関わっています。

滋賀もりづくりアカデミー開講!

滋賀県の森林は伐採期にありますが、林業の担い手は高齢化等により減少傾向にあります。今年度の4月1日には森林経営管理法が施行され、これまで以上に森林の経営や管理について市町の役割が大きくなります。

こうしたことから、林業就業者の育成や市町担当者の研修をするために「滋賀もりづくりアカデミー」を設置しました。6月12日には開講式を行い、三日月知事からの記念講話がありました。

目標は伐採と環境保全の両立

自分たちの作業の仕方とは違う新しいやり方に触れ、より効率的に作業が進められるようアカデミーで学んでいただきたいです。

段取りのいい作業が木材の生産コストを下げることになり、それが山の森林を守り環境保全につながるようにと願っています。

森林づくりに関するアンケート調査を実施します

7月~8月にかけ、県在住の満18歳以上の方3,000人を対象に、森林づくりや琵琶湖森林づくり県民税に関するアンケート調査を実施します。

お手元に調査票が届きましたらご協力をお願いいたします。

7月1日は「びわ湖の日」 「この夏!びわ活!ガイドブック2019」配布中!

~遊んで、食べて、学んで、守って、琵琶湖や森と関わろう!~

より多くの方が琵琶湖の価値や森・川・里・湖のつながりを知り、関わっていただこうと、びわ湖の日(7月1日)から山の日(8月11日)までを重点期間と位置づけ、「この夏!びわ活!」をテーマに様々な企画を展開します。

自然体験イベントや各種企画が盛りだくさんのガイドブックから、ぜひ自分にあった「びわ活」を見つけ、琵琶湖や森と関わりましょう!

お問合せ 県庁環境政策課 TEL 077-528-3453

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県庁森林政策課
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