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琵琶湖森林づくり県民税 こうして役立っています

滋賀の森林は県面積の約半分(20万ha)を占め、琵琶湖の重要な水源であるとともに、私たちの毎日の暮らしと深く結びついています。県民の皆さんに納めていただいた県民税が、森林を守り、未来に引き継いでいくのに役立てられています。

森から生まれたしがの森の精ボズー(BOZU)
森から生まれたしがの森の精ボズー(BOZU)原作:たなべひろし 制作:近藤 卓也

琵琶湖の水源として暮らしを支え、土砂災害を防ぐなど様々な役割を果たしてくれる森林。森林を健やかに保つためには、森林を適切に育てることが大切で、二酸化炭素を吸収して育った木材を利用することは、地球温暖化の防止に貢献します。しかしながら、森林を取り巻く環境が変化し、森林の手入れが不十分になってきたことから、平成18年度より一人年間800円の「琵琶湖森林づくり県民税」をもとに新たな森林づくりが始まりました。

県では、皆さんからいただいた県民税を「森をまもる」「森と暮らしをつなぐ」「暮らしでつかう」ための様々な取組に役立てています。

森と暮らしをつなぐ

つなぐ
甲賀愛林クラブ会長 西田 喬さん(左) 木の駅プロジェクト 実行委員長 竹中島 眞博さん(右)
木の駅

木の駅プロジェクトとは

間伐(間引き)された後、採算が合わず放置されている山の木(林地残材)を自ら運び出して「木の駅」に出荷。山と町を元気で豊かにするための活動。森林整備と地域経済の活性化を目的とした事業です。県ではこのような地域の取組を支援しています。

間伐材を搬出し地域通貨に

甲賀愛林クラブにおいて、山や町を豊かにする目的で昨年6月に発足したのが「木の駅プロジェクト」です。間伐材を搬出してチップ工場に販売し地域通貨モリ券を発行し、地域の発展につなげます。林業以外の人や子どもたちにこそ、山に入って現状を知り、山の魅力に触れてもらえたらと思います。

森をまもる

林道や森林の状況を見回ることで大切な水源を守っています。

水源保全巡視員 池本 文雄さん

水源林保全巡視員とは

今年4月から県内5カ所の森林整備事務所と支所に、水源林保全巡視員を1人ずつ配置。琵琶湖の水源林を将来にわたって守るため、森林の被害状況の調査や林業関連施設等の点検などを行っています。

水源の森を巡り問題を見つける

森林は琵琶湖の水源です。きれいな水や空気は健全な森林から供給されます。今は、明治以降から災害防止のために森林に設置されてきた治山施設が正常に機能しているかを重点に巡視しています。巡視中は獣やヤマビル、マムシなどに遭遇することもありますが、健全な森林を次の世代に引き継ぎたいという思いで頑張っています。

暮らしでつかう

お食い初めセット
多賀町産のヒノキを使ったお食い初めセット
お食い初めセット贈呈第1号前川さんご家族

多賀町よりお食い初めセット贈呈

今年4月1日以降に誕生され、新たに多賀町の町民となられたお子様に出生のお祝いとして、多賀町産のヒノキでつくられた「お食い初めセット」が贈られました。なお、この取組は県の「ウッドスタート支援事業」の一環であり、県民税が充てられています。

他にはない木の器の良さを感じました

多賀町では、誕生した新生児にヒノキのお食い初めセットが贈られると聞いて今回生まれた長女のために申請しました。いただいた器は軽くて木そのものの温かさがあり、良い香りがします。今まで木の器を使う機会はなかったのですが、地元のヒノキと知り、多賀町のすばらしさを感じました。

平成27年度 琵琶湖森林づくり県民税の使いみち(予算)

税の使いみち
一人あたり 年額800円

総額:約8億5千万円

環境重視:山や森林の環境整備に使うもの

県民協働:森林に親しんだり、県民参加の森林保全活動に使うもの

※個人/1人年額800円
法人/資本金などの金額により
年額2,200円~88,000円

グラフ:一人あたり年額800円 環境重視 間伐などの森林整備 367円 長伐期林への誘導 14円 間伐材の利用 63円 里山の整備 66円 県民協働 森林の大切さをPR 15円 みんなで森づくり 9円 木の良さを活かす 165円 森林環境学習 101円

琵琶湖森林づくり条例の改正と

滋賀県水源森林地域保全条例の制定森林を健全な姿で未来に引き継ぐために、平成16年に制定した「琵琶湖森林づくり条例」をこのほど改正し、同時に新しい条例を制定しました。
県では「琵琶湖森林づくり条例」をもとに森林づくりを進めてきましたが、近年は何に利用するのか目的が分からない森林の売買や、森林に大きな被害を及ぼすニホンジカへの対策、また文化的に価値のある巨樹・巨木を守るという新しい課題も生じてきました。それらの課題に的確に対応するため、このたび水源林保全のための仕組みを作り上げました。

「琵琶湖森林づくり条例」の改正

条例は、森林の様々な働きを持続的に発揮させ、琵琶湖を守り、県民が健康に暮らせるようにすることを目的としています。このたび条例を改正し、7つの新たな取組を進めることにしました。

  1. 森林の境界を明らかにする。
  2. 様々な主体が森林を守り育てる活動を行う。
  3. 野生動物による森林被害を防ぐ。
  4. 巨樹・巨木など多様な森林を守る。
  5. 水源涵養機能※を高める。
  6. 建築物に積極的に県産材を用いる。
  7. 県産材の生産、流通の効率を上げる。

※水源涵養機能とは、森林が雨水を吸収し、水質を浄化しながら、川への流量を安定化させる機能です。

「滋賀県水源森林地域保全条例」の制定

新しい条例では、水源涵養機能※を保つ必要がある森林を「水源森林地域」として指定し(平成27年10月指定予定)、その地域で土地の売買などをする場合に、利用目的について事前に県に届けることを定めています。平成28年1月から水源森林地域内の土地の売買、賃借などの契約を結ぶ際には、契約日の30日前までに県森林整備事務所に届け出なければなりません。

森林所有者の皆さんへ

平成28年1月1日以降に水源森林地域において土地取引などを行う場合は事前届出が必要です!

滋賀県水源森林地域 土地取引届出制度について

滋賀県水源森林地域 土地取引届出制度について水源森林地域1.土地所有者等(売主等)→契約の30日前までに県に提出2.県 市町 連携県 必要に応じて報告徴収・立入調査3.助言、指導(水源森林地域の保全に関すること)→土地所有者等(売主等)4.土地所有者等(売主等)助言、指導の内容を伝達→買主等

滋賀県森林審議会委員を募集します

任期:平成27年12月1日~平成29年11月30日の2年間
募集人数:2人
応募資格:県内に居住または通勤、通学する満20歳以上の方
応募方法:「滋賀県森林審議会委員応募書」(所定の様式)に必要事項を記入のうえ、「今後の滋賀県の森林・林業」についての意見、提案を1,000字程度にまとめた「意見書」(任意の様式)を添えて、郵送、FAX、Eメール、持参のいずれかで県庁森林政策課まで。
しめきり:10月8日(木曜日)(必着)
お問い合わせ:下記の県庁森林政策課まで。

滋賀の森に触れよう!

第10回森づくり交流会ふれあいフェスタ2015

10月3日(土曜日)10時~15時30分
場所:長浜市豊公園(長浜市公園町)<雨天決行>
(できるだけ公共交通機関をご利用ください。)
林業技術の実演、展示や販売、ステージなど、森の魅力がいっぱい。森づくり交流会は初めてという方もお気軽に参加してください。

ステージイベント
チェーンソーアートの実演
丸太ベンチづくり競技会
県内森づくり団体による出展

抽選で切り株イスプレゼント
森づくり交流会ふれあいフェスタ
写真は昨年の様子

滋賀の森情報はこちら!

協働の森づくり応援サイト 森づくりネット・しが

県内各地で活動する森づくり活動団体の情報、イベントなどが検索できるサイトです。補助制度などについても解説しています。皆さんの森づくりにご活用ください。

森づくりの技術を教えて欲しい

近くの森づくり団体はどこにあるの

間伐をしたいけど機材が無い

他の団体はどんなことをしているの

森づくりネット・しが 画面

まずは「森づくりネット・しが 」をご覧ください!

お問い合わせ
知事公室 広報課 県庁森林政策課
電話番号:077-528-3914
FAX番号:077-528-4886
メールアドレス:dj00@pref.shiga.lg.jp