災害に対する備えを地域のみんなで!

阪神・淡路大震災から20年

阪神・淡路大震災からまもなく20年。その後も新潟県中越地震や東日本大震災が発生しました。今後、滋賀県では活断層による地震や南海トラフ地震により、甚大な被害が発生するおそれがあります。そこで大切になるのは、自らの命を守る自助と近隣で助け合う共助です。住まいを点検するなど、災害に備えるとともに、地域を守る消防団の活動について知り、地域の防災活動に参加しましょう。

図面の解説この震度分布図は、滋賀県が調査・公表した6つの地震の震度分布推計結果を重ね合わせ、各地点の最も大きな震度を表示したものです。※同時に複数の地震が起こることを想定したものではありません。各地震個別の震度分布推計結果は、滋賀県ホームページをご参照ください。

住まいの耐震対策を

昭和56年5月の構造基準改定以前の建物では、地震による建物の全壊率が高くなります。住まいの状態を知るための方法として、耐震診断があります。耐震診断では、地震に対する安全性(耐震性)を判断します。滋賀県では、一定の条件のもと木造住宅の耐震診断員の無料派遣や耐震・バリアフリー改修工事費用の助成、比較的簡単な耐震対策である耐震シェルターや防災ベッドの設置費用の助成を行っています。詳しくは市町の担当窓口にお問い合わせください。

家庭でできる地震対策4つのポイント 1.安全な空間を確保する2.家具の配置に気を配る3.転倒防止器具等で固定する4.収納物の飛散を防止する
安全な空間に!L字金具で固定するチェーンで固定する壁を補強して金具で止めるつなぎ目は金具で連結する配置も注意!家具はベッドから遠ざける扉の周囲に家具を置かない家具が動いて扉が開かなくなります

家具の固定やガラスの飛散防止対策を!

阪神・淡路大震災では、家具の転倒やガラスの飛散などにより、多くの方が負傷されました。このような危険から身を守るためには、家具の固定やガラスの飛散防止などの対策が大切です。

「非常持ち出し袋」や食料品などの備蓄と家族との連絡方法

避難用品などを詰めた「非常持ち出し袋」を備えましょう。食料品や飲料水は3日分以上備蓄するように努めましょう。また、災害で家族が離ればなれになったときの連絡方法についても決めておきましょう。

家庭内備蓄品

(表)
食品
缶詰など
菓子類
レトルト・インスタント食品
飲料水は一人1日3リットルを目安にペットボトルなどに用意しておく。
燃料 卓上コンロ(予備のガスボンベは多めに用意)やアウトドア用の携帯コンロ・固形燃料。
(表)
その他 医療品
ティッシュペーパー
毛布・衣類・防寒着
洗面具・衛生用品
紙皿・紙コップ・割りばし
簡易トイレ
ロープ
工具セット
ラジオ・懐中電灯

※3日以上の備蓄に努めましょう。
※日常使う食材や非常用の食料品を、消費しながら備蓄していくとよいでしょう。
(ローリングストック法)古いものから先に使うように工夫すると上手に循環できます

家庭内備蓄品

地域防災のリーダー「消防団」について知ってほしい

地域防災力の中核となる消防団。地元密着で消防防災活動に努め、地域の皆さんの暮らしを守っています。

こんな活動を行っています

消防団は火災現場での消火活動をはじめ、地震や風水害といった災害時の救助活動や避難誘導、河川等の水位の上昇に対する警戒や洪水に備えた土のう積みなど、地域の皆さんの生命・財産を守る活動をしています。
また、災害時以外にも各戸への防火訪問や広報活動など災害を未然に防ぐ取組も行っています。
災害が発生した時、自分の力だけではどうしようもない時があります。そんな時、地元の事情に通じた地域に密着した存在である消防団が皆さんの大きな力になってくれます。
県内の消防団は市町ごとに設置されており、団員数は約9,200名で、そのうち女性は約160名です。
消防団の活動について知っていただくとともに、あなたも消防団員になって地域の防災活動に参加してみませんか。

消防団に入団するには

消防団員は非常勤特別職の地方公務員です。一般的には18歳以上で、その市町に居住もしくは勤務している人なら、どなたでも入団することができます。詳細な入団資格は、市町ごとに条例で定められておりますので、市役所・町役場、または最寄りの消防署までお問い合わせください。

活躍中の消防団員レポート

甲賀市消防団の若手団員として活躍されている中嶋鉄也さんに活動内容や消防団に対する思いについてお話を伺いました。

平常時の活動 全国消防操法大会でも活躍

一昨年4月に地元の方に誘われて消防団に入りました。地元のことを知る良いきっかけになるのではないかと思ったのです。
平常時は、消火活動の基本であるポンプ操法の訓練を行っており、また車両等の点検も怠りません。地域で行われる防災訓練にも参加しています。
昨年はポンプ操法の全国大会が開催され、私も滋賀県代表として出場し、優良賞を受賞することができました。

中嶋 鉄也さん

甲賀市消防団団員 中嶋 鉄也さん

消防団のやりがい 災害時に役に立てる

初めて現場に出動したのは、一昨年の台風18号の時。河川の増水に備え、土のう積みを担当しました。近くの家の方から「ありがとう」と言われた時、団員としてのやりがいを感じました。出動がないのが一番良いことですが、万一の時は地域の役に立ちたいという思いがあります。
災害が発生すれば消防署の職員だけでは限界があります。消防団も迅速に対処し、消防職員と連携して活動することで効果的な防災活動ができると思います。
自分の生命や財産は自分で守るのが原則ですが、消防団がいることで守れる生命や財産もあるはずです。消防団員になったことで普段から防災意識が高まりました。自分を守ることはもちろんのこと、地域や家族を守るためにも、より多くの方に消防団について知っていただき、入団していただければ嬉しいです。

平成27年度 共用開始 危機管理センター

県の危機管理の拠点となる滋賀県危機管理センター。緊急事態に備えるとともに、県民の皆さんへ防災に役立つ情報を提供する施設として整備中です。

危機管理センター

自然災害やテロ、新型インフルエンザ等の危機事案発生時に、自衛隊、警察、消防などの防災関係機関が集結し、情報収集や対策立案などの対応を、すばやく、的確に行います。危機管理の拠点として、地震の揺れに強く、ライフラインが寸断しても活動可能な施設になります。
また、平常時には様々な危機事案に対応するための研修を実施したり、県民の皆さんの日常と防災が結びつくような展示を行うことで、地域防災力を高める取組をしていく予定です。

□お問い合わせ

県庁防災危機管理局

TEL:077-528-3430 FAX:077-528-4994 MAIL:as00@pref.shiga.lg.jp

キャッチコピー「母なる湖・琵琶湖。-あずかっているのは、滋賀県です。」