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最近「もの忘れ」が気になりませんか?

早期発見と早期対応、「認知症」の対策と取組

滋賀県でも約4万6千人が認知症!

高齢化の進展により認知症の人がさらに増えると見込まれます。国や県では、早期発見・早期対応により重症化を防ぎ、また認知症の人と家族を支えるための取組を進めています。

2010年4万5千人 2015年5万4千人 2020年5万8千人 2025年6万人

※2012年10月推計(介護保険未申請者を含む)

家族が作った「認知症」早期発見のめやす

物忘れが気になる方、まずチェックしてみてください

日常の暮らしの中で、認知症ではないかと思われる言動を「家族の会」の会員の経験からまとめたものです。
医学的な診断基準ではありませんが目安として参考にしてください。いくつか思い当たることがあれば、念のため専門家に相談してみることがよいでしょう。

キャッフィ

もの忘れがひどい

(1)今切ったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる

(2)同じことを何度も言う・問う・する

(3)しまい忘れ置き忘れが増え、いつも探し物をしている

(4)財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う

認知症

判断・理解力が衰える

(5)料理・片付け・計算・運転などのミスが多くなった

(6)新しいことが覚えられない

(7)話のつじつまが合わない

(8)テレビ番組の内容が理解できなくなった

認知症

時間・場所がわからない

(9)約束の日時や場所を間違えるようになった

(10)慣れた道でも迷うことがある

人柄が変わる

(11)些細なことで怒りっぽくなった

(12)周りへの気づかいがなくなり頑固になった

(13)自分の失敗を人のせいにする

(14)「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた

認知症

不安感が強い

(15)ひとりになると怖がったり寂しがったりする

(16)外出時、持ち物を何度も確かめる

(17)「頭が変になった」と本人が訴える

認知症

意欲がなくなる

(18)下着を替えず、身だしなみを構わなくなった

(19)趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった

(20)ふさぎ込んで何をするのも億劫がりいやがる

作成/公益社団法人認知症の人と家族の会

「もの忘れサポートセンター・しが/滋賀県若年認知症コールセンター」から

早期段階からのサポートが大切。まずは下記の専門機関へご相談ください。

長年、認知症に特化した診療を続けてきた中で、平成17年度より県の委託を受け、クリニック内に「もの忘れサポートセンター・しが/滋賀県若年認知症コールセンター」を設置して、ご本人やご家族、専門職の方からの年間400件ほどの相談に応じています。相談は「こんなときどうしたらいいか」という認知症の方への対応のしかたや、受診前ならご本人に診察をすすめる方法、抗認知症薬の使い方、介護保険のことなどさまざまで、早期発見の重要性が知られるようになってきたことから、受診前相談も増えています。

リハビリ
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認知症に対するリハビリとして、みんなで滋賀県の地図を広げて、過去のことを思い出したり、各地の名所について話したりしています。

早期発見による利点は、治療によって治る認知症もあること、治療などにより病気の進行を遅らせることもできること、病気や症状を理解することで、ご本人やご家族にゆとりがうまれること、ご本人の思いを伝えることができるため、ご本人が望む暮らしの継続につながることなどがあります。
クリニックでも、病気の受入と理解、仲間作りなどのために本人・家族心理教育や、本人・家族交流会などを行っています。また、昨年度からは県の「若年認知症地域ケアモデル事業」として、若年認知症の方の就労継続支援や、退職直後の内職や軽作業をする居場所、社会とのつながり、仲間作りの支援を行っています。介護関係者や医師会、産業医、企業、行政等のネットワークが、今後、県全体に広がっていけばと思います。

冊子
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▲デイサービスで認知症の人が作った作品を集めた冊子。
藤本直規先生

医療法人 藤本クリニック

藤本直規先生

1990年滋賀県立成人病センターに「もの忘れ外来」を開設。99年「もの忘れクリニック」を開設。診断、治療のほか、認知症の人の意志を大切にして社会参加をめざした認知症専用デイサービス「もの忘れカフェ」を開設するなど、総合的な支援を行っている。著書に『認知症の医療とケア』『続・認知症の医療とケア』など。

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認知症についてのご相談は住み慣れた地域の専門機関へ
まずは、お住まいの市町の「地域包括支援センター」へ認知症など介護に関する相談や心配ごとなど、さまざまな相談に応じています。「地域包括支援センター一覧」は県ホームページの「老人福祉施設等一覧」に掲載しています。http://www.pref.shiga.lg.jp/e/lakadia/index.html
認知症相談医300人、認知症サポート医44人(下記ホームページに掲載)地域のかかりつけ医として日頃の診察で、もの忘れなどについて相談できる医療機関です。認知症相談医、認知症サポート医の情報は県ホームページに掲載しています。http://www.pref.shiga.lg.jp/e/lakadia/nintisyou/index.html
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お電話でのご相談は
「認知症疾患医療センター」保健医療・介護の機関等との連携を図りながら、認知症の専門医療相談などを行っています。瀬田川病院 電話077-543-1441(大津市)琵琶湖病院 電話077-578-1943(大津市)水口病院 電話0748-63-5430(甲賀市)豊郷病院 電話0749-35-3001(豊郷町)
公益社団法人認知症の人と家族の会滋賀県支部「もの忘れ介護相談室」認知症介護経験者が親身になって相談に応じています。フリーダイヤル0120-294-473毎週 月・水・金曜日(祝日休み)10時00分~15時00分
もの忘れサポートセンター・しが/滋賀県若年認知症コールセンター認知症の医療と介護について、相談に応じています。また、「滋賀県若年認知症コールセンター」として若年認知症の相談にも対応しています。電話077-582-6032携帯電話090-7347-7853
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高齢者虐待防止セミナー開催
「みんなで防ごう高齢者虐待」~高齢者の介護に潜む権利侵害の小さな芽~◆日時:平成26年2月19日(水曜日)13時30分~16時00分◆講師:池田 直樹 氏 (日本高齢者虐待防止学会 理事長、大阪アドボカシー法律事務所 弁護士)◆場所:滋賀県立男女共同参画センター 大ホール参加費は無料です。どなたでもお申し込みいただけます。詳しくは県ホームページをご覧ください。

□お問い合わせ

県庁医療福祉推進課

電話:077-528-3522 FAX:077-528-4851 メール:ed00@pref.shiga.lg.jp