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暮らしの中の宝もの

森林浴で癒される自然の博物館 奥永源寺

伝える
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森の案内人(東近江市永源寺) 林業 川嶋 冨夫さん

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三重県境近くの山間部、湖東平野への水源地としての役割を担う奥永源寺。森の奥では運が良ければ鮮やかなオレンジ色をしたアカショウビン※など、図鑑や博物館でしか姿を見ることのない生き物に出会えることも。

「実際に山へ登れば森の良さは一番よくわかる」

そう言いながら、川嶋さんに案内された盤石の丘と呼ばれる山頂からは、雄大な鈴鹿山脈が臨め、振り向けば琵琶湖が一望できます。夏の夜は風が吹く中、星の観察もおすすめです。

「夜はとても静か。シューシューと鳴く鳥の声だけが響きますね」

商店も無く、夜は自然の音だけが聞こえる奥永源寺・箕川には週に2回、行商が訪れます。足りないものがあれば隣の家に借りることは日常。助けてもらったら、お返しは倍にして返す人情味のある人々が暮らしています。
春は山の恵みである山菜、夏は天然の大きな川魚、秋には堂々としたトチの木が実をつけます。奥永源寺では移り変わる四季を楽しみ自然の恵みに感謝する体験が待っています。

※カワセミ科の鳥。日本では夏鳥として渡来し、森林の渓流でみられる。

ふれる
箕川の魚まつり

手で捕まえる 箕川の『魚まつり』!

【開催日時】8月15日(木曜日)午前10時から

【費用】1人 ¥1,000(※有志金)

生きたイワナやアマゴを川の上流に放ち、箕川の自然と触れ合いながら魚をおいしくいただくイベント。

詳しくはこちらまで TEL:0748-29-0464

感じる
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永源寺スギファンクラブ 阿野 信雄さん

ホームページ
http://eigenjisugi.web.fc2.com/(外部サイトへリンク)

森について、子どもたちに知ってもらいたい Uターンで実家のある箕川へ帰ってきた、阿野さん。寂しくなった集落と山の状況を見たとき、何かをしようと思い立ち、数年前から民泊として修学旅行生の受け入れを始めました。

「泊まりにきた子どもたちの中に一人でも森について真剣に考えてくれる子がいたらいい」

囲炉裏を使った炊飯方法や椎茸の菌打ちなどの体験を通じて、都会では触れることの無い田舎暮らしの感動を味わってもらえればと語ってくれました。

取材協力

エコツーリズム協会しが

HPhttp://ecoshiga.net(外部サイトへリンク)

箕川のイワナ

箕川のイワナ

川の上流で釣り上げたイワナは育てて大きくしてから食べることも。

山菜料理

山菜料理

永源寺の山で採れた山菜を使用した郷土料理。山菜は塩漬けにすると保存食にもなるので一年中、食卓に並びます。

炭窯

炭窯

囲炉裏や暖炉のある家庭が多い奥永源寺では炭窯もまだまだ現役です。

奥永源寺マップ

奥永源寺地図