健全な環境で働くために職場のパワハラをなくそう

いま、職場のいじめや嫌がらせに悩む人が増えています。それらの行為は「職場のパワーハラスメント」と呼ばれ、社会的な問題です。

予防・解決のためには、毎日気持ちよく働けるよう、一人ひとりが自分たちの職場を見つめ直し、互いに思いやりをもって話し合うことが大切です。

パワーハラスメントとは?

職場のパワーハラスメント(パワハラ)は、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係など、職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、身体的、精神的、社会的苦痛を与え、または職場環境を悪化させる行為をいい、放っておくと受けた人が傷つくだけでなく、周囲の人、行った人、企業自体も大きなダメージを受けることになります。問題を放置すれば、法的に責任を問われることもあるのです。

パワハラの事例

■身体的苦痛を与えるもの (暴力・傷害等)
  • ダンボールで突然叩かれる・怒鳴る
  • 上司がネクタイを引っ張る、叩く、蹴る、物を投げる
  • 0℃前後の部屋で仕事をさせられる
■精神的苦痛を与えるもの
(暴言・罵声・悪口・プライバシー侵害・無視等)
  • 客の前で「バカ、ボケ、カス、人としてなってない」
  • 社長の暴言「何でもいいからハイと言え」
  • 私生活への干渉
■社会的苦痛を与えるもの (仕事を与えない等)
  • 社員旅行参加を拒絶される
  • 回覧物を回されない、暑気払いや忘年会に呼ばれない
  • 転勤を断ったら、仕事を与えず小部屋に隔離

なぜ「パワハラ」は起こるのか

パワハラは、業務上の指導との線引きも困難であるため、何がパワハラに当たるのか、判断しにくいという問題があります。だから、容易に予防・解決できず、いじめや嫌がらせととれる行為が起こってしまうのです。

「パワハラ」をなくすために

人も企業も傷つけ、職場環境を悪くするパワハラをそのままにしていてはいけません。「いじめ」「嫌がらせ」などの予防・解決に取り組むことは、人と企業のダメージをなくすだけでなく、仕事に対する意欲や職場全体の生産性の向上、職場の活力アップにつながるのです。

昨年3月に出された厚生労働省の「職場のパワーハラスメントの予防・解決に向けた提言」では、企業や労働組合の取組として、まず予防に向けては、組織のトップがパワハラをなくすべきということを明確に示すことや、社内ルールやガイドラインの作成、実態の把握、研修等を挙げ、また、解決のためには、相談や解決の場を設置するとともに、行為者に対する研修をするなど再発防止の取組を求めています。

滋賀県では、同提言を受けて、国と連携し、パワハラ防止に関するセミナーの開催や、滋賀県労働相談所(※左記参照)において相談に対応するなどの取組を行っています。ぜひみなさんも、職場でのパワハラについて考え、問題解決のための努力を共に行っていきましょう。

労働に関する相談、疑問、トラブル

■滋賀県労働相談所

0120-967164 (通話無料は、県内固定電話からのみ利用可能) 
携帯電話からは、TEL 077-511-1402をご利用ください。

  • 月〜金(平日) 10時00分〜20時00分
    (12時30分〜13時30分、15時00分〜15時15分を除く)
  • 土・日 10時00分〜16時00分(12時30分〜13時30分を除く)
  • 月〜金(祝日) 17時00分〜20時00分年末年始を除く

■滋賀県労働相談所

077-522-6648 月〜金(祝日、年末年始を除く) 8時30分〜17時15分 

●提言についてのお問い合わせは 
滋賀労働局労働基準部監督課まで TEL077-522-6649

お問い合わせ

知事公室 広報課 労働雇用政策課
電話番号:077-528-3751
FAX番号:077-528-4873
メールアドレス:fe00@pref.shiga.lg.jp
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