クイズで学ぶ浅井三姉妹 親子で楽しくゆかりの地へGO!

こどもプラスワンうぉーたんのドキドキ調査隊~特別編~

今年のNHK大河ドラマは、滋賀県にゆかりのある浅井三姉妹(茶々、初、江)の三女、江が主人公の「江~姫たちの戦国~」です。
江たち三姉妹は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という有名な3人の武将に深くかかわり、歴史に大きな影響を与えました。
今回は「こどもプラスワン特別編」としてうぉーたん、そして浅井三姉妹のキャラクターたちと一緒にゆかりの地をめぐり、クイズに答えながら三姉妹の生涯について調べに行きます。

問題!江がみんなと同じ年ごろ(12歳)で経験したことは次のうちどれでしょう?1.一人暮らし2.戦争に行く3.結婚近江路・歴女ブロガー旅紀行※に参加した河原雅子さん「答えはどれか分かるかな?」※県内の歴史や文化遺産をより広くアピールするために、今年度から県が始めた観光PR事業。全国から歴史好きな「歴士」、「歴女」を滋賀県に招き、史跡などの魅力をブログで発信してもらっています。近江路・歴女ブロガー旅紀
長浜城歴史博物館学芸員 太田浩司さん「答えは『3.結婚』だよ」西村さん・秋田さん・小島さん「え~っ!そんなに早く?」
太田さん「当時の女性の多くはみんなと同じ年頃で結婚していたんだよ。12歳で嫁いだ江は、その後2度の結婚を経て波乱に満ちた人生を力強く生き抜き、お姉さんの茶々、初とともに歴史の中で大きな役割を果たしたんだ。」西村さん・秋田さん・小島さん「どうして江はそんな人生を送ることになったんだろう?詳しく知りたいなあ。」うぉーたん「じゃあ、みんなで江たち浅井三姉妹のゆかりの地・小谷城から生涯をたどってみよう!」

浅井三姉妹物語 上巻

波乱の人生のはじまり

小谷城主の父・浅井長政と織田信長の妹である母・お市の間に生まれた茶々、初、江の三姉妹。三女の江が生まれた年、父が信長によって自害に追い込まれ、小谷城は落城します。三姉妹はお市とともに信長に保護され、波乱に満ちた人生を歩み始めます。

河原さん「浅井三姉妹ってどんな女性だったのかな?」西村さん・秋田さん「江の娘は茶々の息子・豊臣秀頼と結婚したのね。」小島さん「三姉妹は有名な戦国 武将とかかわりが あったんだね。」浅井三姉妹系譜図

大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」滋賀県・福井県共同キャラクター

天下を狙う徳川家と戦ったたくましい女性 長女 茶々(淀)

親の仇である秀吉の側室となり、淀殿と呼ばれました。豊臣家の世継ぎ・秀頼を産み、秀吉亡き後は秀頼を後見して大坂城の采配を振るいます。天下を二分する徳川家の圧力に屈さず、大坂夏の陣において秀頼とともに自害しました。

浅井家の血筋を後世へ残した 三女 江

3度の結婚をし、徳川家の二代将軍となった秀忠とは二男五女に恵まれました。長男の家光は三代将軍に、五女の和子は天皇家へ嫁ぎます。父母や茶々の死、政治争いに巻き込まれた前半生とは違い、後半生は穏やかに過ごしました。

姉妹の仲を取り持つ使者となった 二女 初

近江の名門武将、京極高次と結婚。高次は初たち三姉妹のいとこにあたります。関ヶ原の戦い、大坂冬・夏の陣で姉の豊臣家と妹の徳川家に板ばさみになるも、使者となって和平交渉に奔走します。夫に先立たれた後、出家して常高院と名乗りました。

スタート小谷城跡【長浜市】太田さん「三姉妹の父・長政は織田信長の妹・お市と結婚し、初めは信長と同盟を結んでいたんだ。だけど、信長と仲が悪くなって戦に負けてしまい、お市と生まれて間もない江と姉妹たちは小谷城から離れることになったんだよ。」

1573年 小谷城落城
信長との戦いに敗れ父、長政が自害。
 

茶々5歳江1歳初4歳

クイズ1 小谷城が信長や秀吉に攻められたとき、お市と三姉妹はどのように逃げたといわれているでしょう?

  1. 小谷城の正面から堂々と出て行った。
  2. 小谷城の裏手から回って逃げた。
  3. 秘密のトンネルから逃げた。

※クイズの答えはこのページの一番下にあります

お市と三姉妹が信長に引き取られる。

1582年 本能寺の変 
信長、自害。

お市が柴田勝家と結婚。三姉妹も北ノ庄城 (福井県)で暮らす。 

茶々14歳江10-歳初13歳

1583年 賤ヶ岳の合戦 
勝家とお市、自害。

茶々15歳江11歳初14歳
西村さん「三姉妹は子どものころに戦で両親を失うつらい経験をしたんだね…。」

クイズ2 秀吉の命令で江は12歳で尾張国大野城城主・佐治一成と最初の結婚をしますが、短期間で離婚します。 それはなぜでしょう?

  1. 夫と大ゲンカをしたから。
  2. 戦争で夫を失ったから。
  3. 戦争で夫が秀吉に対立する徳川側についたから。

浅井三姉妹物語 中巻

運命の結婚

本能寺の変で信長が亡くなると、お市は信長の家臣だった柴田勝家へ嫁ぎ、三姉妹もついていきました。しかし翌年、勝家は信長の後継を争って羽柴秀吉に敗れ(賤ヶ岳の合戦)、お市も三姉妹の養育を秀吉に託して自害します。
秀吉は江を佐治一成に嫁がせますが、小牧・長久手の戦いで一成が秀吉と対立していた徳川家康についたため、一年足らずで離縁させます。初は北近江の名門・京極家の京極高次に嫁いで大溝城、のちに大津城へ。茶々は関白太政大臣となった豊臣秀吉の側室になって世継ぎの秀頼を産み、淀殿と呼ばれるようになりました。

初、京極高次と結婚。 大溝城で暮らす。

初18歳

クイズ3 羽柴秀吉の妻になった茶々は、なぜ「淀殿」と呼ばれていたのでしょう?

  1. 淀川の岸近くに住んでいたから
  2. 淀城という城に住んでいたから
  3. 淀川で船遊びをするのが好きだったから。

淀、秀吉の子・拾(秀頼)を産む。

茶々24歳

初、京極高次と大津城で暮らす。

初26歳

クイズ4 江の3度目の結婚相手は、次のうち誰でしょう?

  1. 徳川秀忠(徳川家二代将軍)
  2. 豊臣秀頼(秀吉の子)
  3. 石田三成(秀吉の家臣)
河原さん「三人とも立派な人ね。誰と結婚したのかしら…。」

1600年 関ヶ原の合戦

1603年徳川家康が江戸幕府を開く。

1605年
秀忠が二代将軍に。

江33歳

クイズ5 江の親戚にあたるのは次のうち誰でしょう?

  1. 織田信長
  2. 豊臣秀吉
  3. 徳川家康
うぉーたん「初めから読んでいたら答えは簡単だね。」

↓ 

初、出家し常高院と称す。

初40歳

1614年 大坂冬の陣 
豊臣方(淀)と徳川方(江)の両家をつなぐ使者として初が活躍。 

茶々46歳江42歳初45歳
小島さん「大坂の陣ってどんな戦いなの?」      太田さん「江が嫁いだ徳川家が、茶々の嫁いだ豊臣家を滅ぼそうとした戦いだよ。姉妹同士の家が戦うことを心配した初は、両家の仲をとり持つ使者として活躍したんだ。」

1615年 大坂夏の陣 
淀、秀頼とともに自害。ここでも初が両家の和平に尽力。

茶々47歳

1623年
江の長男家光が三代将軍になる。

江51歳

1626年
江、江戸城で生涯を閉じる

江54歳

浅井三姉妹物語 下巻

戦の狭間で揺れ動く姉妹のきずな

江の最後の結婚相手は徳川家二代将軍の秀忠。豊臣家と徳川家の争いは秀吉亡き後も続き、やがて江と淀の間にも溝が生まれました。そこで両家の和平を取り持とうと奔走したのが初でした。しかし慶長二十年、家康が大坂城を攻撃して豊臣家は滅亡(大坂夏の陣)。この時、淀は秀頼とともに自害しました。
江は子に恵まれ、将軍家、天皇家に浅井の血を残しました。初は3人の中で一番長生きし、妹の生涯を見守ったと言われています。

浅井三姉妹が歴史の中で大きな役割を果たしたことを学んだよ。いろんなゆかりの地を訪ねてもっと詳しく調べてみたいな。三姉妹は時代に翻弄されながらも、自分らしい生き方を貫いたのね。だからこそ現代の私たちの心に勇気や感動を与えるんだわ。

<クイズの答え>

  • クイズ1の答えー2
  • お市と三姉妹は信長から派遣された兵に導かれ、小谷城の裏手から脱出したといわれ、敵の目をごまかして逃げるために野良着に着替えたという言い伝えが地元の長浜市に残っています。
  • クイズ2の答えー3
  • 戦で佐治一成が秀吉と対立する徳川の味方につき、それに怒った秀吉は江と離婚させました。再婚相手である秀吉の甥・豊臣秀勝も結婚後まもなく病死し、短い結婚生活で終わりました。
  • クイズ3の答えー2
  • 秀吉が茶々の妊娠を喜び、子どもを産むための城として淀という土地に築いた城が淀城です。淀という名前は城の名前が由来になっています。
  • クイズ4の答えー1
  • 徳川家との関係強化を図ろうとした秀吉の命令により、江は徳川家康の長男・秀忠に嫁ぎ、3度目の結婚を経験しました。
  • クイズ5の答えーすべて親戚です
  • 三姉妹の母のお市は織田信長の妹なので、信長は江の「伯父」。また茶々は豊臣秀吉に嫁いだので、秀吉は「義兄」になります。なお、秀吉に関しては「養父」と位置づけることもできます。江は徳川秀忠の正室なので、徳川家康は「義父」になります。
キャッチコピー「母なる湖・琵琶湖。-あずかっているのは、滋賀県です。」