このたび、滋賀県製麺工業協同組合と滋賀県立湖南農業高等学校が連携して開発した県産小麦の中華麺メニューが草津パーキングエリアで販売されます。県では、この地産地消の取組を支援してきました。
1. 内容
滋賀県製麺工業協同組合は、令和4年度に県産小麦(品種名:びわほなみ※1)の中華麺を開発、令和5年度には湖南農業高等学校や草津パーキングエリア等と協力して中華麺を使ったメニュー開発に着手され、試行錯誤を経て今回の発売に至りました。県は「農山漁村発イノベーションサポートセンター※2」として、これらの地産地消の仕組みづくりを支援してきました。
メニュー名は「琴の彩りラーメン(ことのいろどりラーメン)」。開発した高校生の名前にちなんで名付けられました。モチモチとした中華麺をベースに、地域食材である湯葉、赤こんにゃく、鴨肉などをトッピングとし、コクがありながらも、和風のあっさりした味わいです。
高校生たちが小麦の生産者を訪ね、製粉会社・製麺会社・スープ等の食品会社、卸事業者、そしてパーキングエリアの関係者との協議を重ねて生まれた一品です。ぜひ御賞味ください。
2. 詳細
3.用語説明
※1「びわほなみ」…滋賀県奨励品種の小麦。製粉・製麺適性に優れ、白く冴えた麺色ともちもちとした食感が特徴。県の令和5年産の小麦作付面積は約6,800ヘクタールと全国5位で、そのうち42%を「びわほなみ」が占めています。
※2「滋賀県農山漁村発イノベーションサポートセンター」…県では、6次産業化を推進するため「農山漁村発イノベーションサポートセンター」を設置し、地域資源を活用して新しい商品やサービスを創出する農業者や事業者に対してサポートを行っています。
同サポートセンターHPはこちら
→https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/shigotosangyou/nougyou/ryutsuu/318263.html