令和3年(2021年)、国からユネスコ無形文化遺産登録(代表一覧表記載)に向けてユネスコ事務局に提案し、審査が行われていた「風流踊」について、ユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会において、「記載」の決定があったと文化庁から連絡がありましたのでお知らせいたします。
この記載には、本県の「近江湖南のサンヤレ踊り」と「近江のケンケト祭り長刀振り」(国指定無形民俗文化財)が含まれています。
1.名称
「風流踊」
2.内容
華やかな、人目を惹く、という「風流」の精神を体現し、衣裳や持ちものに趣向をこらして、歌や、笛・太鼓・鉦(かね)などの囃子に合わせて踊る民俗芸能。除災や死者供養、豊作祈願、雨乞いなど、安寧な暮らしを願う人々の祈りが込められている。祭礼や年中行事などの機会に地域の人々が世代を超えて参加する。それぞれの地域の歴史と風土を反映し、多彩な姿で今日まで続く風流踊は、地域の活力の源として大きな役割を果たしている。
3.構成
国指定重要無形民俗文化財である「風流踊」(41件)