令和元年8月に施行された棚田地域振興法に基づき、高島市の棚田地域とともに県内で初めて指定棚田地域として指定された大津市仰木において、指定後初の棚田オーナー制度による稲刈り体験が下記のとおり開催されます。
〇日時 令和2年9月27日(日) 9時から15時頃まで
〇場所 大津市仰木地先の棚田(別添地図参照)
<指定棚田地域について>
棚田は、農産物の供給にとどまらず、洪水防止、水源涵養、良好な景観の形成など多面的な機能を有しています。しかし、地形的に条件不利なため、その保全に多大なコストがかかり、農業の担い手の減少もあり、荒廃の危機に瀕しています。この棚田の保全を図るため国は、傾斜が20分の1以上の棚田が1ha以上ある地域を、指定棚田地域として指定し、地域の振興を通じて棚田の保全を図っていくこととされました。
滋賀県では、本年5月に、高島市で5地域、大津市で1地域が指定棚田地域として指定されました。このうち、大津市仰木の上仰木地区では、いち早く棚田を保全するための協議会を設置し活動されており、指定後初の棚田オーナー制度による稲刈り体験が開催されます。