1.主旨
農山村地域では、過疎化や高齢化など、多くの課題が先行的に顕在化している一方で、森林空間を含む豊富な森林資源や美しい景観など、有形・無形の地域資源が多く残されています。
県では、地域住民自らが、それらの地域資源を活かし、農地や森林等の維持保全の方法検討や、地域経済の活性化等を目指す地域を、「やまの健康」モデル地域として選定し、その活動を支援しています。このたび下記の3地域を選定しましたのでお知らせします。
2.募集期間
令和2年4月14日~7月31日
3.応募状況
4地域
4.選定結果
3地域(栗東市金勝地域、甲賀市大原地域、高島市南深清水地域)
5.支援内容
「やまの健康」宣言(地域の将来計画)策定支援
「やまの健康」宣言実現に向けた活動費等支援
大津市葛川地域、米原市伊吹北部地域
栗東市金勝地域
実施団体:一般社団法人栗東市観光協会、金勝生産森林組合、明日の走井を考える会
活動内容:森林資源(空間含む)を活用した各種体験コンテンツの集積による農山村活性化
甲賀市大原地域
実施団体:大原自治振興会、甲賀市大原共有山財産区、甲賀木の駅運営委員会、甲賀愛林クラブ
活動内容:森林整備を通じた山の元気と人の元気の実現
高島市南深清水地域
実施団体:南深清水FF倶楽部、南深清水区、龍谷大学農学部食料農業システム学科
活動内容:地域資源を活かした「食」と「運動・観光」によるウェルネスツーリズムの実現
令和元年から滋賀県が新たに取り組む「やまの健康」推進プロジェクトは、森林・林業・農山村(=やま)を一体的に捉えて、やまの価値や魅力、地域資源を活かしたモノ・サービスなどによって「まち」と「やま」を含めた県民全体との関わりを創ることで、農山村の活性化を図る取組です。