新型コロナウイルス感染症による影響で、マスク等の衛生用品が入手しにくい状況となっています。今月、県が県内高齢者施設1,644事業所を対象に行った調査(回答:526か所)では、3月14日までの必要分に対して、304か所で合計12万枚のマスクが不足することが分かりました。
高齢者は感染した際に重症化のリスクが高く、マスクの不足が続くことで事業所内での集団感染も危惧されます。
このため、滋賀県が備蓄するマスクを下記のとおり県内高齢者施設等へ提供することとしましたのでお知らせします。
なお、事業所によっては備蓄があることから、今回配布しない事業所・施設に対しては、県内事業所間で融通し合うよう県において調整を行う予定です。
1.県が提供するマスクの枚数
約1万2千枚(県備蓄分のうち提供可能な枚数)
2.提供先
(1)介護保険サービス事業所…約7千枚
マスクが不足していると回答のあった304か所のうち、人の出入りが多い「通所介護事業所」および「小規模多機能型居宅介護事業所」計136か所へ各50枚程度提供します。
(2)特別養護老人ホーム等の入所施設用に確保…約5千枚
入所施設等で患者が発生した場合に重点的に配布できるよう一定数を確保します。
3.配布方法
県から各施設等あて郵送します。