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琵琶湖におけるプラスチックごみの実態把握調査等の結果について

マイクロプラスチックの発生源の一つとなっているプラスチックごみに関して、その効果的な削減対策等を検討するため、令和元年度6月23日(日)に、守山市の赤野井湾において、赤野井湾再生プロジェクト主催の「びわこ湖底ごみ回収大作戦」に併せて、琵琶湖の湖底から回収されたプラスチックごみの実態把握調査を実施しました。加えて、琵琶湖の湖岸清掃を実施している県内自治体へのプラスチックごみに関するヒアリング調査等を実施しました。

この度、これらの調査結果を別添「令和元年度琵琶湖におけるプラスチックごみ実態把握調査報告書(抜粋)」のとおり、とりまとめましたのでお知らせします。

<調査のポイント>

<実態把握調査の結果>

  • 湖底ごみのうち、プラスチックごみの割合は体積比で74.5%となっており、湖底ごみにプラスチックごみが多いことが分かった。(図1)
  • プラスチックごみの内訳は、袋類、農業系プラスチックごみが多く、ペットボトルは少ない結果となった。(図2)

<滋賀県におけるプラスチックごみの現状>

  • 袋やペットボトルなど、散在性のプラスチックごみの発生源について、地域間の差異は明確でなかった。
  • 農業系のプラスチックごみの発生は、地域に特徴づけられた要因よりも、個別の農地におけるプラスチックごみの管理状況に影響されていることが想定される。
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