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滋賀県立琵琶湖博物館 西の湖のフィールド調査からヨシ原でつくられる花粉量を日本ではじめて解明しました!

 滋賀県立琵琶湖博物館の林 竜馬主任学芸員を中心とした研究グループが、現存する琵琶湖の内湖では最大の面積を誇り、ラムサール条約湿地にも登録されている西の湖において、周辺に分布するヨシ群落(ヨシ原)でつくられる花粉量を解明しました。

●林主任学芸員らは、西の湖において花粉の生産量を調査した結果、1haのヨシ原で約9兆粒の花粉が1年間で生産されていることをつきとめました。
●このヨシ原での花粉生産量は、これまでに報告されている他のイネ科草本の花粉生産量と近い値であり、樹木の花粉生産量と比べても同等あるいはやや高い値であることが示れました。
●この研究は、ヨシ原で1年間につくられる花粉の生産量について、日本ではじめて解明したものであり、研究の成果は、イネ科草本植物の花粉生産量を推定するための重要な基礎データとなります。
●さらに、花粉の化石から過去の草地景観を定量的に復元する上でも不可欠な情報として、国際的にも貴重な成果になると考えられます。

開花期の西の湖ヨシ原のようす(2017年9月25日撮影)
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