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滋賀県立琵琶湖博物館 バイカルアザラシのマリが死亡しました

 琵琶湖博物館では、古代湖である琵琶湖の価値を多くの皆様に知っていただくため、水族展示「古代湖の世界」コーナーにてロシア・バイカル湖に生息している固有種のバイカルアザラシを2頭飼育していました。

 このたび、飼育していた2頭のうち、メスの「マリ」が2019年12月3日(火曜日)の朝に急死しましたのでお知らせします。マリは2か月前に妊娠が確認されました。バイカルアザラシは死産・流産が多い種で妊娠がうまくいかないことが多いことから、慎重に経過を観察していたところでした。死亡後の検査では、妊娠によって腎臓に負荷がかかり、急性腎不全になった疑いがあります。現在、さらに詳細な検査を行っています。

1. 死亡年月日

2019年12月3日(火曜日) 8時00分頃に死亡していることを確認しました。

2. 死亡原因

 詳細については、ただいま調査中です。解剖による所見によりますと、妊娠に起因する合併症として急性腎不全の疑いが考えられています。マリは2か月前に妊娠が確認され、慎重に経過を観察していたところでした。

3. 死亡個体について

バイカルアザラシ マリ(メス・16歳)

 2016年6月15日に福岡県にある海の中道海洋生態科学館(マリンワールド海の中道)から琵琶湖博物館へ搬入しました。その後、水族展示のリニューアルオープンとなった2016年7月より「古代湖の世界」コーナーにてオスのバイと共に展示され、当館の人気者となっていました。

4. 経過

・2016年6月15日海の中道海洋生態科学館(マリンワールド海の中道)より当館に搬入。

・2019年10月に妊娠していることを確認しました。

・2019年12月2日(月曜日)の夕方から食欲不振が見られ、経過を観察していたところ、12月3日(火曜日)の朝8時頃に死亡を確認しました。

当館で展示をしていたバイカルアザラシの「マリ」