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琵琶湖北湖90m湖盆の底層溶存酸素等の現状について

例年冬に見られている全層循環が確認できなかった、第一湖盆(水深約90m)における、その後の調査結果について、お知らせします。

1.調査結果

(1)底層における溶存酸素量(底層DO)について(参考資料表1、図1)

・4月以降に実施してきた調査結果では、当初調査地点ごとにばらつきのあった底層DOが、5月13日の調査結果では、全ての地点で7~8mg/Lに収まる(底層DOの均一化)とともに、鉛直分布の地点間の差異もほとんどなくなり、DOの低い水塊も見られなくなった。

・これは、琵琶湖底層付近における水温とDOが異なる水が、強風により混ざり合ったことによると考えられる。

・この結果、モニタリング定点(C点)において、平成31年2月頃から見られていた底層DOの大きな変動はなくなった。

(2)湖底の生物について(参考資料図2)

・5月16日に実施したROV(水中ロボット)を用いた湖底調査において、イサザやスジエビ等の遊泳、生息を確認した。

2.現状の評価と今後の対応

・底層DOの均一化と上昇が進み、例年の春より1~2mg/Lほど低いものの、この先の水温躍層の形成期間における底層DOは、例年と同様に、緩やかに減少していくものと考えられる。

・このため、当面、2週間に1回の定期的な水質調査を実施するとともに、必要に応じてROVによる生物生息調査を行う。なお、底層DOの低下状況に応じて柔軟にモニタリング頻度を見直す予定。

・また、水産試験場などの関係機関と連携することにより、引き続き琵琶湖の状況について的確に把握していく。

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