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「食品ロス」削減に向けた滋賀県職員の率先行動について

1.趣旨

我が国における食品ロス(食べられるのに廃棄された食品)の発生量は年間約632万トンと推計されています。食べられる食品の廃棄は、おいしい滋賀の食材づくりの取組が進められる中、また、食べる物に困る方がおられる中でもったいないことであり、さらには廃棄物処理に伴う環境負荷(CO2発生等)にもつながるため大きな課題となっています。

こうしたことなどを背景に、本県で平成28年7月に策定した『第四次滋賀県廃棄物処理計画』でも、食品ロス対策をさらなるごみ減量に向けた新たな取組として位置付けています。

ついては、今後、県民の皆さんや事業者の皆さんに食品ロスの削減を呼びかけていくに当たり、「まず隗かい より始めよ」の観点から、滋賀県職員による環境保全行動の一つとして以下のような率先行動を開始します。

注1:食品ロスとは?

例として、「食べ残し」、「過剰除去」(調理の際の野菜・果物の皮の厚剥きや肉の脂身の切り落とし等)、「手つかず食品」(購入後食べないまま期限切れ等で廃棄するもの)があります。

注2:食品ロスの発生量

農水省・環境省によるH25推計値。事業系330万トン、家庭系302万トンの計632万トン。おにぎり1個120gと仮定すると、国民1人1日当たり約1個(1.14個)が毎日捨てられている計算になります。

2.食品ロス削減に資する行動の例

日常生活の様々な場面で発生する食品ロスの削減につながる行動の例です。

(1)家庭において

【買い物】

必要な食材を必要な量だけ購入する。

  • 不必要な物・量を購入しないよう在庫をチェックして必要なものをメモ等して買い物に出かける。
  • バラ売り、量り売り、少量パック等を活用する。
  • 期限までに食べきれずに廃棄することがないよう考えたうえで買う。

賞味期限にこだわらず計画的に買い物をする。

  • 「賞味期限」(おいしく食べられる期限)と「消費期限」(食べても安全な期限)の違いを理解し、賞味期限の到来のみをもってすぐ廃棄するのではなく、食べられるかどうか判断することも大切です。
  • すぐ食べるものについては、消費期限間近の食品の購入も検討する。(値引きされているものなど)

【調理等】

食材を無駄なく使いきる。

  • 野菜や果物の皮の厚剥きなどに注意する。
  • 余った野菜の皮などの調理も検討する。
  • 使い残しによる廃棄に注意する。

料理を作り過ぎない。

  • 食べる人の適量を把握する。

必要に応じて冷凍保存して後日食べる。

  • 余ったご飯やおかずは捨てずに冷凍保存して後日食べる。

【食事】

料理を食べきる。

  • (なるべく)料理を残さず食べる。
  • 好き嫌いをなくすよう心掛ける。

(2)飲食店等において

【外食時】

料理を食べきる。

  • (なるべく)料理を残さず食べる。
  • (量を多く食べられない場合)注文時にあらかじめ小盛りや量少な目でお願いする。

【職場の親睦会】

幹事は、参加者が食べ残しをしないよう準備する。

  • 参加者にあらかじめ食べられない物や量を少なくしてほしい等の要望を聞く。
  • 料理について「量より質」とする(量は少なめに料理の質を上げる)ことも検討する。

幹事は、開催にあたって参加者に対して呼びかけを行い、参加者はこれを実践する。

・開催案内(別紙参考(PDF:107KB))や当日の挨拶等で次のような呼びかけ(例は以下)を行う。

(開始時)「これより30 分間は席で料理をお召し上がりください。」

(終了10 分前)「間もなくお開きとしますが、料理が残っている方は席にお戻りいただき、料理を残さずお楽しみください。」

(3)その他

家族・友人など身近な人達に上記の食品ロス削減に資する行動を普及する。

  • 食品ロスについて話し合ったり、自ら実践してみせる。

3.平成28年度における今後の主な予定

  • 県の「ごみ減量・資源化情報サイト」等により、食べきり等に係る情報提供・普及啓発を開始
  • 県民・事業者・市町等と連携し、食品ロス削減に係る県民運動の展開

4.参考

(1)第四次滋賀県廃棄物処理計画の目標(抜粋)

(表)
項目 H24 H25 H26 将来予測(H32) 目標値等 備考
ごみ総排出量 万トン 45.4 45.7 44.1 45.1 42.5 参考指標
1人1日当たりごみ排出量 g 876 880 851 870 820 目標
最終処分量 万トン 5 5 4.8 4.9 4.3 参考指標
1人1日当たり最終処分量 g 99 98 98 95 82 目標

(2)食品ロス削減が環境に与える効果の試算

【食品ロスを1万トン減らした場合(1万トンは全て米と仮定)】県民1人1日当たり20g減れば年間約1万トン削減

「環境省 3R行動見える化ツール(食品廃棄物編)簡易版」による試算

(表)
天然資源削減量(原油) CO2削減量 最終処分削減量
16,806リットル 8,886トン-CO2 1,504トン

天然資源削減量(原油):製品輸送・廃棄物運搬に要する原油の削減量

CO2削減量:ライフサイクル全体(生産・製造から流通・小売、廃棄まで)での二酸化炭素の削減量

最終処分削減量:焼却処理で発生した最終処分量(埋め立てる物)の削減量
 

(3)第四次滋賀県廃棄物処理計画(食品ロス対策部分の抜粋)

(食品ロスの削減推進)

  • 市町や飲食店、宿泊施設、食品販売店等の事業者と連携し、食品ロス量の把握や食品廃棄を抑制する取組の促進、食べきりの普及啓発を行うとともに、食べられるにもかかわらず廃棄される食品の削減に向けた情報提供などを通して、事業者が排出する食品ロスの削減を推進します。
  • 市町などと連携しながら、県民に食品の買い過ぎや可食部分の過剰除去、飲食店等での注文のし過ぎや食べ残しなどの食品ロスの削減に向けた普及啓発を実施します。

5.問い合わせ先

滋賀県琵琶湖環境部循環社会推進課(ごみゼロ支援係)
電話:077-528-3477 メール:df00@pref.shiga.lg.jp

お問い合わせ

滋賀県琵琶湖環境部循環社会推進課 
電話番号:077-528-3477
FAX番号:077-528-4845
メールアドレス:df00@pref.shiga.lg.jp
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