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展示「公文書に見る近代の城郭」の開催について

 

 滋賀県庁では、明治から昭和戦前期にかけて作成された公文書を歴史的文書として大切に保管しています。県民情報室内の県政史料室ではその内容を広く県民の方々に知っていただくため、近代滋賀の歴史の中から多彩なテーマを選び、所蔵文書の展示を行ってきました。

 滋賀県内には、貴重な城郭跡が数多く存在しています。江戸時代が終わるまでは、武士にとって権威の象徴であり藩政の中心でもあった城郭でしたが、明治維新による廃藩置県などによって城郭はそれまでの機能を失い、建築物としても「無用の長物」と化して、その多くが廃城となっていきました。一方、城郭建築が存続した県内唯一の例として、現在は天守が国宝に指定されている彦根城が挙げられます。明治4年、彦根城は兵部省の管轄に置かれますが、老朽化により民間へ売却され、破却となることになりました。

 しかし、明治11年の明治天皇行幸の際、供奉していた参議大隈重信が保存を上申、明治天皇の勅旨により天守や櫓の保存を県が行うよう決定されます。その後、陸軍省所管から皇室付属地彦根御料所となり、最終的には明治27年、最後の彦根藩主であった井伊直憲に下賜され、保存されることになりました。

また、近世以前のその他の城郭跡も、明治31年、名勝旧跡の調査が行われ文化財としての価値が見直され、現代へとつながる保存が行われていきます。

 今回の展示では、明治維新後の廃城から保存の対象となるまで近代の城郭がたどってきた変遷を公文書により紹介しますので、ぜひお越しください。

1 展示題目 : 「公文書に見る近代の城郭」

2 展示期間 : 令和元年10月28日(月)~令和2年1月23日(木)

3 展示場所 : 県政史料室(県庁新館3階県民情報室内)

4 開室日時 : 月曜日~金曜日(祝日を除く。)午前9時~午後5時

5 展示内容 : 滋賀県に所蔵されている歴史的文書、19点

6 関連講座 : 「明治時代の城郭」
日時 :12月12日(木)午後2時~午後3時
会場 : 県庁北新館5階5‐A会議室
講師 : 当室展示担当者

7 問合せ先
県政史料室(滋賀県総合企画部県民活動生活課県民情報室内)
電話077-528-3126
FAX077-528-4813
E-mailkenmin-j@pref.shiga.lg.jp

 

お問い合わせ

総合企画部 県民活動生活課 県民情報室
電話番号:077-528-3126
FAX番号:077-528-4813
メールアドレス:kenmin-j@pref.shiga.lg.jp