平成26年度のスタートに当たり、県政経営会議のメンバーである各部局長等から、順次、自己紹介を兼ねた新年度の抱負について発言があった後、次のとおり知事、副知事から挨拶があった。
ここにいる人は、組織のリーダーである。物事を進める時には困難が伴い、辛い時はどうしても頭が下がりがちになるが、苦しい時こそリーダーは、Show the flag(旗を見せて)、部下を安心させてほしい。そして大局を示して、部下に任せてほしい。そうすることで、優秀な部下を育てていただきたい。
県政経営会議は滋賀県庁の頭脳集団である。それぞれの組織では場合によっては数千人、さらには多職種の方をまとめていただいているところである。副知事の言葉にあった「Show the flag」いわば、一人ひとりが明かりを灯す拠点になってほしい。
そして、わたくしが、頂点に立って20年後30年後に何がおきるのか、どうなるのか、それを見据えてバックキャスティングして、様々な話題を提供させていただく。ともすればゴールが遠すぎて見えづらいということがあるかもしれないが、遠いゴールも順番に積み上げることにより、県民にとって最善の県政ができていくと考える。そのためには、一人一人が緻密かつ、大局的に支えていただければありがたい。
それぞれの部局での核としてのリーダーシップを発揮していただきたい。