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平成26年12月22日県政経営会議の概要

  • 開催日時: 平成26年12月22日(月曜日)8時30分~9時30分
  • 開催場所: 特別会議室
  • 出席者 : 知事・副知事・知事公室長・総合政策部長・総務部長(代理出席)・琵琶湖環境部長・健康医療福祉部長・商工観光労働部長・農政水産部長・土木交通部長・会計管理者・東京事務所長・企業庁長・病院事業庁長・議会事務局長・教育長・監査委員事務局長・警察本部長・防災危機管理監
  • 議事概要 : 以下のとおり

協議事項

1.「水源林保全のための仕組みづくり」に係る「琵琶湖森林づくり条例の一部を改正する条例要綱案」および「(仮称)滋賀県水源森林地域保全条例要綱案」に対する意見・情報の募集について

<琵琶湖環境部長説明>

  • 本県では、森林が琵琶湖の水源として重要な役割を担っていることから、森林を健全な姿で未来に引き継ぐため、平成16年度に「琵琶湖森林づくり条例」を制定し、滋賀の森林づくりを推進してきた。しかし、近年では、他道県でも問題となっている外資が絡んだ目的不明な森林取得、森林に甚大な被害を及ぼしているニホンジカの増加、文化的・学術的に価値の高い巨樹・巨木の保全など、新たな課題も生じている。
  • こうした課題に対応するため、「水源林保全のための仕組みづくり」として森林審議会に諮問し、議論・検討を重ね9月に答申をいただいた。この答申を踏まえ「琵琶湖森林づくり条例の一部を改正する条例要綱案」の一部改正と新たに「(仮称)滋賀県水源森林地域保全条例要綱案」として取りまとめたので協議する。
  • 12月22日から来年1月21日まで県民政策コメントを実施する。
  • 改正の内容は、3ページ「森林づくりに関する基本的施策」の中の「2 環境に配慮した森林づくの推進」と「4 森林資源の循環利用の促進」の2項目でゴシックで追加・改正として示している。
  • (改正内容と改正についての県の考え方 資料5~8ページ参照)
  • 「水源の涵養機能の維持」について、森林の多機能機能のうちでも、特に水源涵養機能が重要であることから、規定を追加するものであるが、この規定に基づく必要な措置として、森林の土地取引等についての届出手続等を定める「(仮称)滋賀県水源森林地域保全条例」を新たに制定することとした。
  • この種の条例は、全国で15道県で制定されている。
  • 20ページに主な手続の概要として「指定等の手続」と「届出の流れ」について示している。
  • この条例の実効性を確保するための措置として、「勧告・公表」や「過料」の制度を設けることとしたいと考えている。
  • 両条例は、平成27年4月1日施行。なお、土地所有権の移転の届出制度に係るものは、周知期間が必要であるため、平成28年1月1日施行と考えている。
  • 今後、県民政策コメントを経て、1月の常任委員会で説明、2月定例会議で提案したい。

<質疑等>

(知事公室長)

  • 巨樹・巨木の保全をするために必要な措置を講ずるとなっているが、条文では、巨樹・巨木の指定まではない。一方でトチの木の保全は時間との闘いである。具体的な措置を既存予算事業でやっているが、さらに考えていることはあるのか。また、水源森林保全条例案に関して先行15道県が「届出制度」としてやっているが、効果は上がっているのか。

(琵琶湖環境部長)

  • 巨樹・巨木を現行の制度で保全しようとすると天然記念物に指定するとか、自然公園法で対応することが可能である。保全の具体的な対応を条例で規定するのは困難である。まずは、保護すべき巨樹・巨木は何なのかを調査で予め明らかにしたい。既存の制度の活用、予算での対応などを組み合わせて仕組みをつくる。土地取引の届出について先行道県での効果であるが、届出制度なので規制まではできない。情報の把握と目的のない不動産間の森林取得に対してのけん制機能がねらいである。

(総合政策部長)

  • 10条第3項「森林の土地の境界の明確化」が新たに設けられているが、例えば地籍調査の推進は含まれるのか。

(琵琶湖環境部長)

  • 新たな仕組みを作るというより、今、予算で検討しているのは市町と県がいっしょに協議会を作り、まずは気運の醸成を図るということ。具体的には個別の集落を対象としたモデル事業を実施しようと考えている。地籍調査とは連携を図っていく必要はあると思うが、条例の中では考えていない。

(総合政策部長)

  • 11条 巨樹・巨木の保全の関係であるが実効性というのは、こういう条例があっても所有者が売ってしまうということを考えれば、適正な管理はできるのか。

(琵琶湖環境部長)

  • この条例で売買が制限されるのではない。天然記念物の指定であるとか自然公園法を活用してどこまでできるかというのは別途あるが、この条例はこういった色んな取組をもとに、県として保全するという姿勢をもって傘をかぶせるというものである。

(健康医療福祉部長)

  • 森林施業で実のなる木を伐採したから、野生動物が里山におりてきて、獣害がおきているという話を聞く。(ウ)の表現は、被害者の側面と加害者の側面があるとの表現が必要との議論はあるのか。

(琵琶湖環境部長)

  • 今、滋賀県の森林には切れる状態まで育っている木が多くある。切った後、天然下種更新といって、いわゆる天然林にもどすという考え方でいる。それが上手くいくと、かつてのように天然林にもどることになる。

(知事)

  • 仕事をするにあたっては、それぞれ感度をあげて、今一度、地方機関も含めて、横つなぎを意識してほしい。また、県民の皆さんの立場になった場合どうなのか、より一段意識をあげて仕事をしましょう。
  • 年の暮れまで10日を切ったが、年末年始も警察行政、医療機関等切れ目なく仕事をする職員や部署があるということに対して意識をもつと同時に、年あらたまる節目に、今年度やり残したことはないか振り返り、来年どのように仕事をするべきか考えようと、あらためて、それぞれの部局内において職員の皆さんへ周知願いたい。
お問い合わせ
滋賀県総合企画部企画調整課
電話番号:077-528-3311
FAX番号:077-528-4830
メールアドレス:kikaku@pref.shiga.lg.jp
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