文字サイズ

平成25年4月1日県政経営会議の概要

  • 開催日時: 平成25年4月1日(月曜日)15時00分~15時35分
  • 開催場所 : 特別会議室
  • 出席者 : 知事・副知事・知事公室長・総合政策部長・総務部長・琵琶湖環境部長・健康福祉部長・商工観光労働部長・農政水産部長・土木交通部長・会計管理者・東京事務所長・企業庁長・病院事業庁長・議会事務局長・教育長・監査委員事務局長・警察本部長・防災危機管理監
  • 議事概要 : 以下のとおり

知事あいさつ

平成25年度のスタートに当たり、県政経営会議のメンバーである副知事および各部局長等から、順次、自己紹介を兼ねた新年度の抱負について発言があった後、次のとおり知事からあいさつがあった。
(知事)

それぞれの部局のみなさんに決意を述べていただきましたが、大局観に基づいた方針を示していただき心強く思っています。
訓辞でも述べましたが、滋賀県はどちらかというと全国的には地味ですが、「住み心地」であるとか「幸福度」「満足度」といった調査の時には、いつも上の方に入っています。例えば先日公表された日本総合研究所のランキング(日本でいちばんいい県 都道府県別ランキング)で5番目という評価をいただきました。これは、実質的に、確実に行政が住民の暮らし、産業そして環境を支えてきた結果ではないかと思っています。
そういうなかで、三つのことをお願いしたいと思います。
一つ目は、改めて、組織を超えていく横つなぎの仕事。この19人の部局長が頭脳になって、自分のところの責任範囲プラス、右左に拡げていっていただく形での横つなぎを是非とも引き続き強化していって欲しいと思います。
国では道州制法案を出されるということです。もちろん基本法が出されたからすぐに府県が廃止というような動きになるかどうかわかりません。ただ残念なことに、市町村の合併は議会の承認という手続きが法的に織り込まれていますが、都道府県の廃止は、地方の意見を言う場が、少なくとも今、法律上ありません。つまり、国会議員が決めるとそれで決まってしまうもので、自治体が参画する仕組みになっていません。それが府県合併なり、あるいは府県廃止の手続きだということは、知っていただきたいと思います。そのなかで、やはり県民市民が望む政策、いわば行政サービスを受ける立場から、望まれる政策を、安く、早く、確実に成果を出している。という政策の実例でもって、県の存在感を知らせることが、最も大事ではないでしょうか。幸い、未来戦略プロジェクトには横繋ぎで成果が出ているものがありますので、ここをより一層強めていただくことによって、県を無くすことへの危機感、つまり別に自分たちのエゴで言っているのでなく、より安全安心を高め、そして日本が国際的にも力を発揮しながら住民にとっても幸せな社会をつくるための母体としての、府県の必要性を社会に発信できるような、そういう例を是非とも積み上げていただきたいと思います。
二つ目には、そのための意識改革です。明治以降、戦後の地方自治法になるまで、知事は国から送られてきて、府県はまさに国の出先機関だったわけです。それが戦後、地方自治として独立性が担保されたかに見えますけれども、実質的には縛りを受け、そして機関委任事務として、国の出先の役割を果たすことが多かったわけです。分権改革のなかで変わってきてはいますが、やはり内面の意識はなかなか変わりません。難しいことがあったら国に調整をお願いする。分からないことがあったら国に頼る、という気持ちが、どちらかというと職員の中にも強いかもしれません。ここは、国もあてにならないということも含めて、内面の自治意識を高めていただきたいと思っております。それには、職員の経験に基づく考える力、思考力、それから想像力、それとチャレンジする精神が大切です。みなさんには是非ともそれぞれの部局長として、職員を引っ張っていただくようお願いします。
そして、三つ目は、「責任を果たす」ということです。部局の責任についてはそれぞれが考えていただいていますが、どうしても部局から超えてしまうところの責任はとりにくくなっています。進んで責任を負っていくということで、それぞれの部局での対応をお願いしたいと思います。
そもそも、県政経営会議の役割ですが、まさに県の重要施策、基本方針を議論するところです。議論の賛成反対が熱を帯びてできるというのも、この場所の役割だと思いますので、ぜひともそれぞれの立場から激論があるくらい、活気づけばありがたいと思います。
昨年は30回開催しており、具体的には政府への政策提案とか、道州制議論にかかわる広域行政のあり方、あるいは市町への権限移譲の話などもさせていただきました。それから、議会毎に条例案など、あるいは計画案なども議論をさせていただいております。この県政経営会議こそが、滋賀県政の頭脳です。是非、この場を活用いただいて、それぞれの部でこういう提案があるということを、総合政策部へ話題提供していただきますようお願いします。
私が、県庁に入ったころ、琵琶湖研究所でやっていたプロジェクトを、部長級の会議で紹介させてもらったことがあります。滋賀県地域環境アトラスの地図情報システムの発表をさせてもらいました。考えてみれば、若い人の現場での話など、なかなか全体で聴くチャンスはないかもしれないので、そういうことも工夫していただきたいと思います。それにより職員も磨かれ、県政の大きいところを担いたい、というような想いも若い人から育ってくるといいと思いますので、それぞれの部局で、こういうグループのこういう話を、ぜひ全体で聴きたい、ということがあれば、そんな場面も作ってください。
ちなみに、今から思うと教訓ですが、当時、県政を進めるには、地図情報システムなど合理的なデータから政策を作るべき、ということを、生意気にも申し上げたら、会議では意見は出なかったのですが、終わってから「行政というのはデータではない。愛情だ。」と言っていただいたことを、今でも覚えています。つまり説明が凄くデータ主義だった。今は、データと愛情と両方必要だと思っております。若い人を育てられるような、そういう機会もまたできたらいいなと思っています。
今年一年それぞれの部局に難関が横たわっていると思いますが、是非とも愛情を持って、そしてデータの裏づけとともに、法にかない、理にかない、情にかなう県政をさせていただきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

お問い合わせ
滋賀県総合企画部企画調整課
電話番号:077-528-3311
FAX番号:077-528-4830
メールアドレス:kikaku@pref.shiga.lg.jp