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平成22年7月12日県政経営会議の概要

  • 開催日時:平成22年7月12日(月曜日)10時00分~10時15分
  • 開催場所:特別会議室
  • 出席者:知事・米田副知事・田口副知事・政策監・総務部長・県民文化生活部長・琵琶湖環境部長・健康福祉部長・商工観光労働部長・農政水産部長・土木交通部長・会計管理者・企業庁長・病院事業庁長・議会事務局長・教育長・監査委員事務局長・警察本部長・理事(経営企画担当)
  • 議事概要:下記のとおり

知事あいさつ

7月11日に行われた滋賀県知事選挙で再選された嘉田知事から次のとおり挨拶があった。
改めまして、17日間の(私の不在中)県政経営を担っていただきましてありがとうございました。17日間、4千キロの移動で、最初から最後までほとんど自分でマイクを持ちました。そして地域で活動されている方々の反響を聞いて、改めて滋賀県というところは住民の皆さんのパワーがすごいところだなと感じました。
それから自然のしくみ…田植えの後の水路に水があふれ、田んぼには緑のじゅうたん、そして隅々まで手入れの行き届いたコミュニティを見るにつけ、すばらしい潜在力があるなと思いました。
それだけに、県政として、より一層、水と緑を大事にして、そこで暮らす人たちの、目に見えないところでがんばっていただいている思いを数珠つなぎにつないでいかなければならないと、強く思いました。
こんなすばらしい場所に戻らせていただいて、うれしい思いでいっぱいです。ありがとうございました。
選挙運動中、いくつか気になることがありました。
まず、早朝の駅で朝立ちをしていて気がついたのですが、握手をするときの高校生の力の弱さです。野球部などのスポーツ系の人たちは元気があるのですが、多くの生徒は単に恥ずかしいからだけではなく、気力がないというか、目を合わせてきちんと「おはよう」と言えないのです。
それから夕方の駅で夕立ちをしていると、朝立ちに比べてチラシを機嫌良く受け取ってもらえるのです。やはりこれから職場に向かう緊張感と、仕事が終わった後の解放感の違いがあるのでしょうが、滋賀の住み心地の良さを感じておられるように思いました。
そして、送迎の運転手がみんなお母さんなんです。次から次へとお母さんの運転する車が送り迎えしているんですね。このあたり、公共交通の不足の問題があり、交通政策を考えないといけないなと思いました。
また、女性をドライバーとして縛ってしまっていいのかとも思いました。実はアメリカで「私はドライバーではありません」というところから、1960年代に女性解放運動が始まっているんですが、日本のお母さんは我慢強いなと改めて思いました。そのあたり交通政策全体の中で考えていかないといけない問題です。
それから郊外で、切り立った崖のぎりぎりのところに住宅街があるんですね。流域治水というのはどちらかと言うと平野部の考え方ですから、土砂災害を考えた場合、急傾斜地崩壊危険区域が5,000箇所あるんですが、ここのインフラ整備も改めて考えていかなければいけないと思いました。場合によってはこうした所は事業規制をして、開発をしないというふうにしていかないと、いざというときのいのちを守るしくみが作れないのではないかと心配になりました。
特に高齢化している崖っぷちの住宅地では、バリアフリーどころではなく、20段くらい階段があって、お年寄りが隣の家にさえ歩いて行けないんですね。ですから高齢者の皆さんへの対応も、医療福祉の部門と住宅部門が一緒になって汗をかかないといけないと思いました。
また、学校帰りの子どもたちを見守る地域の見守り隊の皆さんが、本当に活躍して下さっています。その目を盗んでザリガニ捕りをする子どもたちを見るとほっとします。やはり子どもは道草をできることが大事で、一瞬私も童心に返りました。
そういう中で、これからの4年間は、150項目からなるマニフェストの実現に向けて全力でがんばっていきたいのですが、今回は大きな財源がないとできない仕事はあまりありません。それぞれ縦に分かれている権限を横につなぐことで効果が上がるような仕組みを作り、既に民間団体がノウハウを持っていますから、そういうところとうまく組織的連携を図ることが大事です。基礎自治体もそうです。これから作る基本構想の中で、戦略的にプランを進めていきたいと思います。
一方で地域主権改革の動きがトーンダウンしています。知事会としてもここはしっかりと民主党政権にも伝えていきます。地方自治体は20年で7.7兆円支出を減らしていますが、国はプラス3.5兆円です。この構造の整理をして、自治体にもっと仕事をさせてもらう構造を作っていくのが地域主権改革です。
そういう意味で、皆さんの力を発揮していただき、知恵だし汗かきはいよいよこれから本番となりますので、改めて今後の4年間、支えていただきたいと思います。

お問い合わせ
滋賀県総合企画部企画調整課
電話番号:077-528-3311
FAX番号:077-528-4830
メールアドレス:kikaku@pref.shiga.lg.jp