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平成22年4月28日県政経営会議の概要

  • 開催日時:平成22年4月28日(水曜日)13時00分~14時45分
  • 開催場所:特別会議室
  • 出席者:知事・米田副知事・田口副知事・政策監・総務部長・県民文化生活部長・琵琶湖環境部長・健康福祉部長・商工観光労働部長・農政水産部長・土木交通部長・会計管理者・企業庁長・病院事業庁長・議会事務局長・教育長・監査委員事務局長・警察本部長・理事(経営企画担当)
  • 議事概要:下記のとおり

(政策監)
本日の県政経営会議を始めます。今日の議題は論議事項二つと協議事項一つです。

(論議事項)

1.次期基本構想について(知事直轄組織)

平成22年度末に、滋賀県基本構想が計画期限を迎えることから、次期基本構想の取り扱いについて、論議を行った。

2.平成23年度に向けた政府への政策提案について(知事直轄組織)

国の政策が、地域の実情や思いを反映したものとなるよう、政府に対し、平成23年度に向けた政策提案を行うため、提案内容について論議を行った。

(協議事項)

1.宮崎県における口蹄疫の発生について (農政水産部)

(政策監)
それでは、協議事項の「宮崎県における口蹄疫の疑似患畜の発生について」農政水産部長から説明をお願いします。
(農政水産部長)
まず「口蹄疫とは」ということで、特徴としては空気伝播が起こりやすい非常に感染力の強いウィルスであるということです。感染するのは、牛、豚、山羊、羊といった、蹄が二つに分かれている動物です。殺処分以外に対処方法はありません。人には感染せず、食べても影響はない病気です。
1月8日現在の世界の状況は、資料のとおり、黒く塗りつぶしている地域が、現在発生しているところ、白塗りのところは、ワクチンを接種しているところ、日本を含め北米、ヨーロッパ等の薄く塗っているところは、ワクチンを使わずに発生していないところです。ワクチンを使わない理由は、接種すると発症が表に出ず、感染がわからないため、封じ込め等で清浄を保っているということです。
今回の発生状況ですが、4月20日に宮崎県で発症が確認され、今日午前中に10例目が発見されました。問題は、8例目までは、宮崎県の東側の都農町、川南町に集中していたのが、今日の午前中になりまして、西側の県境であるえびの市で発症が確認されたということで、急速に拡大している状況に至っているということです。対象の牛豚は約3,000頭おりますが、すべて殺処分を行っているところです。
次に検査の経過ですが、4月20日に疑似患畜が発見されてから、順次国の独立行政法人動物衛生研究所の方で分析され、早いものでは既に「患畜」と確認されています。口蹄疫には7種類ほど型がありまして、現在韓国で確認されているものとほぼ同じ型のウィルスであろうと推定されています。
次に本県の状況ですが、肉用牛93戸、乳用牛77戸、豚12戸で、合計3万頭あまり飼養されておりますが、乳用牛および豚は宮崎県からは導入しておりません。しかし一方で、肉用牛1万7千頭のうち、黒毛和種は1万頭おりますが、そのうち4割程度は宮崎県から導入しています。4月20日以降の対応としては、関係するところに逐次情報を提供しているところです。
また、4月20日前後の状況を調べましたところ、18、19日に宮崎県の市場で購入した牛のうち、本県農家へ43頭が搬入済み、8頭が移送途中、30頭が搬出準備中であることを確認しました。この43頭については20日に、移送途中と搬出準備中のものについても、22日には全部入ってきましたので、トラックの中などで臨床検査を実施し、異常のないことを確認しました。ただし、これらの牛については、現在農家で隔離しております。さらに、宮崎県内の発症が4月9日であり、潜伏期間が3週間程度と推測されていることから、3月以降に導入された190頭の牛についても、20、21日に臨床検査を実施し、異常のないことを確認しております。それ以外の牛や豚についても、国の防疫指針に基づき、電話で農家に異常のないことを確認しております。
それから農水省および宮崎県からの要請に基づき、27日から30日まで、家畜防疫員1名を派遣して、現場で防疫作業に従事させておりますが、大変な状況のようです。牛の殺処分は薬殺によりますので、複数の職員がつなぎ止めながら、薬で1頭ずつ処理し、大きな農場では1千頭を超える牛がおりますが、それをすべて重機で埋設しなければならないのです。
現時点では、7例目までの1,100頭までの処分が今週中には片付かないであろうと言われており、宮崎県から派遣の延長の要請が来ているといった状況です。
このように宮崎県で感染拡大している状況から、九州各県とも、既に対策本部を立ち上げておられます。
最後に協議というか、お願いですが、今後仮に、県内あるいは隣接県、近畿各府県で疑似患畜が発生した場合、こうした対策本部の立ち上げをさせていただきたいということです。あらかじめ協議すべきであったわけですが、昨日、知事の決裁を得て、こうした事態になったときには対策本部を設置することとしましたので、ご協力いただきたいと思います。
今日はこの後、3時から市町や警察も含めて、関係団体や機関に説明会を開催します。特に心配なのは風評被害であることから、連休を前にして、畜産課・家畜保健衛生所の職員を待機させるなど連絡体制も含めて周知を図るということです。
鳥インフルエンザを含めて、これからいろいろご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします。
(政策監)
それではこの件について、質問等ありましたらお願いします。
(質問・意見)
これは人やモノの移動で、ウィルスの感染が拡がることもあるのですか。
(農政水産部長)
このウィルスは非常に強力で、空気伝播もするので、一説では中国の黄砂に乗って流れてきているのではという学説もあるくらいで、経路は特定できていません。10年前にも北海道や宮崎で流行したのですが、最終的には、おそらく中国から輸入した稲わらが原因ではないかと、消去法で推測されましたが、確かな話ではありません。
(政策監)
予定の三つの議題は以上です。その他ということで、特に何かありますか。
ないようですので、これで終わります。
それでは本日の会議を終了します。

お問い合わせ
滋賀県総合企画部企画調整課
電話番号:077-528-3311
FAX番号:077-528-4830
メールアドレス:kikaku@pref.shiga.lg.jp
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