第6回滋賀県基本構想審議会が、今月22日に大津市で開催が予定されており、その資料の報告があった。
主な意見は、現在の中期計画との関係、構想における市町優先の考え方、現在進めている行政改革との関係、県政の重要課題の位置づけなどで、本日の意見を参考に、必要な修正を行うこととされた。
去る6月8日、三重県で開催された第82回近畿ブロック知事会議の結果について、報告があった。
知事会議では、地方分権改革の推進にあたっての基本的な考え方について意見交換が行われたほか、医師確保対策など13項目について共同提言、緊急提言が行われた。また、来年度予算に向け、新しい近畿の創生や安心・安全な社会の形成などについて、国に提案することとなった。
会議では、役員の改選も行われ、本県嘉田知事が会長に選ばれるとともに、秋の知事会議が大津市で開催されることが決定された。
平成18年度の琵琶湖および河川の水質調査が実施され、カドミウムなどの健康項目、CODや窒素、りんなどの生活環境項目等について調査結果が報告された。報告された結果では、健康項目は環境基準値を大きく下回っており、生活環境項目等についても、過年度と比較して、概ね良好であった。
県では、地下水の汚染が継続する地域が見られるとともに、工場跡地などで土壌汚染が見つかる事例も増えていることから、地下水の汚染を防止し、汚染を除去等するための措置を滋賀県公害防止条例に追加することとし、その条例要綱案に対する県民政策コメントを6月25日から7月25日まで実施する旨の報告があった。