6月議会定例会に提出する予定の11件の条例案について、関係部から概要説明があり、原案のとおり了承された。
資料
第4回知事とふれあい「座ぶとん会議」が、4月22日に開催され、高島びれっじ事業協同組合のみなさんと「地域資源を生かした地域の活性化」をテーマに話し合われた。
座ぶとん会議では、「高島びれっじ」の運営にあたっての苦労をはじめ、活動を継続する上での課題、特産品の開発、さらには、これからのまちづくりの方向などについて、意見交換がなされた。
滋賀県では、2030年頃の将来像を描きつつ、平成19年度から22年度までに行う政策の方向性を示す基本構想の策定に取りかかっている。この構想を策定するにあたり、有識者等の意見を聞くため、滋賀県基本構想審議会を設置しており、その第4回審議会が4月27日に大津市内で開催された。
審議会では、「未来を拓く共生社会へ」を今回の基本構想の基本理念とすることについて、了承が得られたほか、戦略などで滋賀らしさをどのように出していくのかなどの意見が出された。
今後の予定は、次回審議会を5月31日に、第6回審議会を6月22日に開催することとしている。
従来、琵琶湖には市町境界が設定されていなかったが、今回関係市町が合意にいたり、境界が設定されることとなり、今後、地方自治法上の手続き等を行っていくことが報告された。
また、国から自治体に交付される地方交付税は、自治体の面積が算定根拠の一つになっており、琵琶湖に市町境界が設定されると、市町の面積に琵琶湖の面積が含まれ、各市町に対する交付税が増えることとなることから、増額となる交付税の2分の1を市町共有の財源として琵琶湖の総合保全に活用していくことについても合意されたとの報告があった。
なお、具体的な充当事業は、今後関係市町が主体となって検討される。