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淡海の人

このコーナーでは首都圏でご活躍中の滋賀県ゆかりの人、滋賀県出身有名人にインタビューしています。

女優 月船さららさん

月船さららさん

つきふね さららさん

  • 1975年 大津市に生まれる
  • 1994年 宝塚音楽学園入学
  • 1996年 宝塚歌劇団に入団、月組に配属。
  • 1998年 新設された宙組へ組替え。
  • 2001年 古巣の月組へ組替え。
  • 2005年 宝塚歌劇団を退団、女優業に転身。
  • 2009年 第30回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞 を受賞

主な出演作品

<テレビ>

  • 2013年 黒い十人の黒木瞳3(NHK BS)
  • 2013年 僕らはみんな死んでいる(TBS)

<映画>

  • 2008年 世界で一番美しい夜(天願大介監督)文化庁推薦
  • 2012年 アウトレイジ ビヨンド(北野武監督)

<舞台>

  • 2013年 なまず(演出/天願大介)
  • 2014年 おかあちゃん(演出/上杉祥三)

<写真集>

  • 2008年 篠山紀信×月船さらら『FREE』(小学館)

幼少期のこと

幼いころは父によく大戸川に連れて行ってもらいました。お弁当を持って河原で食べたりしました。その一方で、平日は学校の近くにあった膳所公園でよく遊んでいました。
学校の年中行事で、マキノ高原によく行きました。夏は飯盒炊さんと民宿泊、冬はスキー合宿がありました。学年別ではなく、1年生から6年生までが混在してひとつの班をつくって行動するので、普段の勉強とは違う面白い体験でした。

歌との出会い

戸外で遊ぶ一方で、大津児童合唱団に所属していたほか、ガールスカウトで活動拠点の教会で賛美歌を歌うなど、幼いころから歌には親しんでいました。
そんなあるとき、テレビで映画「サウンド・オブ・ミュージック」を見て感銘を受け、ミュージカルに出てみたいとの思いが強くなりました。挿入歌「ドレミの歌」や「エーデルワイス」は誰でも知っている有名な曲です。偶然、合唱団がこの楽曲をレコードに吹き込んだりした事も影響したのでしょうか。

宝塚を経て女優へ

ミュージカルに興味を持ってからは、華やかな舞台の世界に憧れを抱いていました。
あるとき両親に打ち明けたところ「倍率の高い宝塚に合格したら認めよう」と条件を出されたのでそれからは必死でレッスンに通いました。
2回目の受験で、史上最高倍率を突破して宝塚音楽学校に合格、2年間レッスン漬けの日々を過ごしました。音楽学校を卒業したのち宝塚歌劇団に入団し、最初は月組に配属されました。
芸名は万葉画家の鈴木靖将さんに命名して頂きました。「月船」は「万葉集」で柿本人麿が琵琶湖にちなんで詠んだ歌「天の海に雲の波立ち月の船~」から、「さらら」は持統天皇の幼名から頂きました。
宝塚歌劇団では10年間活動し、最後は男役スターとして4番手になりました。ファンの皆様からその後の活躍を期待していただきましたが、この頃から演技に絞って勉強を深めていくことに興味がわいてきました。
そのままトップを目指すのか迷いましたが、息の長い女優を目指して、一から勉強をし直そうと考え、宝塚を退団することにしました。
宝塚では男性を演じる立場だったので、これからは沢山の女性を演じたいとです。また退団後の普通の生活の中で感じることも含めて人間そのもの、内面を演じたいですね。
たとえば普通の主婦のような役でも、その心の中にある様々なもの、葛藤などを演じられる様になりたい、と考えています。

滋賀県への思い

実は赤こんにゃくが大好きです。小鮎やモロコの飴炊きも大好き。それから鮒寿司は、よくお土産に使います。話題になるんです。あと首都圏にも進出している老舗のお菓子屋さんも大好きです。
滋賀県は大河ドラマなどにも登場しドラマになるところですね。また近江商人なども輩出して歴史を感じます。外に出て活躍するイメージ、力強いイメージ、勢いを感じます。若い人に限らず私と同世代の方もそうです。その勢いを私も感じながら活動していきたいですね。
アクセスもすごく良いですね。都会にも近いのに、ちょっと電車に乗ると自然の豊かな場所があります。実は宝塚の人は息抜きに滋賀県に来る人が多いんです。大阪では目立つのでお忍びで琵琶湖一周とかしているんですよ。
景色も良いです。こんなにロケーションの良いところは、あまりないと思います。最近は様々な映画やドラマの撮影地になっていますが、もっと映画などの舞台として使われれば良いと思います。

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