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広報誌「滋賀プラスワン」2012年11・12月号掲載

湖(こ)の人タイムス

ロンドン五輪バドミントン女子ダブルス銀メダリスト 垣岩令佳さん

8月17日、県民スポーツ賞「栄誉賞」の表彰式

かきいわ れいかさん

1989年生まれ。ルネサス セミコンダクタ九州・山口所属。大津市立雄琴小学校の頃からバドミントンの全国大会で活躍。大津市立日吉中学校ではシングルス、団体で全国優勝。名門青森山田高校では、先輩である藤井瑞希選手とペアを組みインターハイでダブルスと団体の2冠。実業団ルネサスに進み、藤井選手とともに2012年ロンドン五輪にて銀メダルを獲得。滋賀の県民スポーツ賞「栄誉賞」を受賞。

滋賀の応援があったから、五輪で楽しくプレーできた

ロンドン五輪のバドミントン女子ダブルスで、日本史上初の銀メダルを獲得。 県民スポーツ賞「栄誉賞」の表彰を受け、ふるさと滋賀に凱旋した垣岩令佳さんに、お話をうかがいました。

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滋賀のスポーツ少年団で猛練習

私は高校進学で青森に行くまでは、地元大津市の小中学校に通っていました。3歳上の姉の影響を受けバドミントンを始めたのは、6歳の頃。地元のスポーツ少年団坂本倶楽部に入り、上級生と一緒に練習していました。

バドミントンに特に力を入れているスポーツ少年団で、小学3年生くらいまでは楽しくバドミントンをする事が中心でしたが、高学年になると走り込みも増えて、練習が厳しくなりました。今考えても、よくやっていたなぁと思うほどの厳しさでしたが、それでも上達することが楽しかったです。その時一緒に練習をした地元の仲間たちとは、中学校でも共に頑張り、団体戦で全国優勝も果たせました。当時の仲間のつながりは、今もあって、今回の五輪では、祝勝会をしてもらったり、応援や祝福のメールをたくさんもらい、感激しました。

高校時代からのコンビ、藤井瑞希さんと息のあったプレーで大活躍 写真:日刊スポーツ/アフロ

ほっとする風景、温かな言葉

高校、実業団に進んでからは、なかなか滋賀に帰る時間もないですが、帰ってくるとやはりほっとします。小中学校の頃に見ていた琵琶湖の景色を眺めると心が落ち着きますし、知っている顔がいっぱいで安心します。

そんな滋賀からの応援は、五輪でもとても励みになりました。小学校での壮行会で贈られた、地元の子どもたちの手形を押した応援旗は、家族が会場に掲げてくれました。地元の方々から「まずは楽しめたらいいね」「思いきりできたらそれでいい」と、言葉をかけていただいたので、プレッシャーを感じることなく、藤井先輩とともに全試合を通して楽しくプレーできました。深夜の試合にも関わらず、滋賀でも多くの方が応援してくださった様子もテレビで見て、本当にうれしかったです。

そして今後は、一日一日積み重ねる中で、次の目標が見えてきたらいいなと考えています。今回、銀メダルという結果を残すことができ、「夢はあきらめなければ叶う」ということがわかりましたし、滋賀の子どもたちやたくさんの方に、何事もあきらめなければ結果がついてくることを伝えたいですね。

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