広報誌「滋賀プラスワン」2018年3・4月号掲載
ミュージシャン~Lefa~さん
北川 陽大(きたがわ あきひろ)さん[Vocal](右)イベントプランナー・作詞家・講演家
河野 弘行(こうの ひろゆき)さん[Keyboard/Guitar](左)作曲家
滋賀県を拠点に活動する音楽ユニット。2012年に『心の華』でメジャーデビュー。ユニット名は「The lake is especially fantasy area」(その湖は特別な幻想の場所)の頭文字から名付けられた。~Lefa~の波線(~)は、湖面の「さざ波」を表している。2011年4月から長浜観光PR隊としても活動。
透明感のあるボーカルとキーボード&ギターの男性2人組ユニット「リーファ」は、メジャーデビュー後も北川さんの地元・長浜を拠点に音楽活動を展開しています。2作目に収録した「琵琶湖周航の歌」、そして滋賀への熱い想いを語っていただきました。
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北川 滋賀を離れて、当たり前だと思っていた琵琶湖の水の美しさや長浜曳山祭、近江八幡の町並みなど、特別なものだったと気づいたんです。「滋賀へのあふれる想いを歌にして、みんなに伝えたい」と強く思うようになりました。世の流れに逆らって、東京ではなく地元でメジャーデビューすることにこだわり、滋賀を拠点に、滋賀のすばらしさを発信していきたいと決意しました。
河野 僕は大阪出身で、滋賀のことは正直あまり知らなかったですね。でも、デビューをきっかけに長浜に住んでみて、湖があって山がある風景を前にすると音楽がふっと浮かんでくるので、音楽を創る上でいい環境だと実感しました。
北川 デビュー曲で地元・長浜を歌い、2作目には「琵琶湖周航の歌」を収録しました。今でも全然古びていないし、奥の深い歌だと感じました。僕は、滋賀の人の心を結ぶ歌だと思っています。この歌は、6番の最後「語れ我が友 熱き心」まで歌わないと意味がないと思ったので、収録の際に長すぎるという反対を押し切って最後まで歌い収録しました。
河野 「琵琶湖周航の歌」は、懐かしくもあり、みんなの想いがつながる、滋賀にとって大切な曲だと思います。今後もこの歌を歌い継いでいきたいですね。
北川 これからは、音楽や芸術活動をしたいけれど、滋賀を離れられないという理由であきらめている若い世代に向けて、地方にいても活動できることを伝えていきたい。私たちが滋賀を拠点に活動する道筋をつくっていきたいと思います。
河野 リーファの活動を通して、滋賀には文化も歴史も本当にすごいものがたくさんあることを知りました。都会にだけでなく、もっと滋賀に目を向けてほしいですね。
~Lefa~ ライブ情報
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