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広報誌「滋賀プラスワン」2015年5・6月号掲載

湖の人クローズアップ

ラグビー日本代表 内田 啓介さん

内田 啓介さん

うちだ けいすけ さん

1992年大津市生まれ。
瀬田スポーツ少年団大津ラグビースクールでラグビーを始め、京都市立伏見工業高校、筑波大学を経て、パナソニック ワイルドナイツ所属。大学時代からキャプテンを務め、日本代表にも選出される。イングランドで開催されるラグビーワールドカップでも活躍が期待される。ポジションはスクラムハーフ。

夢に向かって走る自分、その原点は大好きな滋賀

今年の9月、イングランドで開催されるラグビーワールドカップ。そして4年後の日本開催も決まり、盛り上がるラグビー界で熱い期待を集める日本代表の内田啓介さん。オフシーズンは必ず故郷滋賀で過ごすという内田さんにお話をうかがいました。
 

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人のつながりの強さは滋賀だからこそ

兄は父の教えで野球をしていましたが、自分は違う分野のスポーツがしたいと思い、小学2年生の時にラグビーを始めました。そして花園ラグビー場で伏見工業高校対佐賀工業高校の全国高校ラグビー決勝戦を見てすごく感動し「伏見工に行く!」と誓いました。目標どおり伏見工に進学できましたが、どんなにハードな練習でも瀬田の自宅から毎日通いました。中学から京都に通っていたので京都出身と思われることもありますが、滋賀が大好きな生粋の滋賀県人です。滋賀にいる時が一番落ち着きます。

人を招くのが好きな祖父の影響で、幼い頃から人のつながりの強さや温かさを見てきました。成長するにつれ、つながりの強さや人の良さも滋賀だからだと気づきました。そんな思いがあるので、大学進学で滋賀を離れる時は辛かったですね。今もオフには必ず帰りますし、滋賀の景色も大好きで、近江大橋をランニングしながら思わず写真を撮ってしまうこともあります。実は今日も川沿いを走りながら「いいなあ」って携帯で撮ってきたところなんですよ(笑)。

目標を書いたノートは数十冊。一つひとつクリアしてきた

大学在学中にラグビー日本代表に選ばれ、日本代表のジャージを着た時は日本の全ラグビー人の代表なんだという責任の重さと誇りで、震えるほどのプレッシャーを感じたことを思い出します。そのプレッシャーを力に変えて、いかに最高のパフォーマンスができるかを意識しています。

滋賀でラグビーを始めた小学校時代から今でも、大きな目標や日々の課題をノートに書いて、一つひとつ達成できるよう努力を続けています。そのノートは何十冊にもなっていて、慢心しそうになった時もそのノートを見ると初心に戻ることができるんです。

今後の目標は、まずワールドカップのメンバーに入り活躍すること。そして海外でプレイすることです。また、次の2019年日本開催のワールドカップでは、選手として一番脂ののっている時期なので、日本代表の9番を付けキャプテンとして頑張りたいですね。体格では外国勢に劣ってしまう日本人でも、自分たちの武器を活かしてプレイする、その姿を滋賀の子どもたちをはじめ、みんなに見てほしいと思います。今年のラグビーワールドカップ、ぜひ滋賀から応援してください!

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