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旬感プラスワン

漫画家 星野桂さん

著作「D.Gray-man」に登場するキャラクター
滋賀のココが好き!
滋賀のすべての景色 特に田んぼ(星野桂)

ほしの かつらさん

1980年生まれ、守山市出身。2004年から「週刊少年ジャンプ」に「D.Gray-man(ディー・グレイマン)」の連載を開始。現在、22巻まで単行本が発売されている。独特の世界観と個性豊かな登場人物が若者を中心に支持を集め、人気若手漫画家の一人として注目を集めている。

読者に感動を与える絵を描き続けていきたい

若手漫画家として活躍中の星野桂さん。現在も連載中の作品「D.Gray-man」は、若者を中心に多くの読者から高い人気を誇っています。高校生まで滋賀県で過ごした星野さんに、子どものころの思い出や漫画家としての思いについてお聞きしました。

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小学校時代の恩師の言葉を励みに絵を描き続ける

漫画家として今まで描き続けてこられたのは、小学校1年生のときに出会った恩師の影響が大きいですね。一人ひとりの長所を伸ばしてくれる方で、「自分らしさを大切にすること」を教えてもらいました。宮崎駿監督の『風の谷のナウシカ』を見てから絵を描くのが大好きになったのですが、先生の言葉が励みとなり、描くことがもっと楽しくなりました。

高校生のころ経験したカフェでのアルバイトも、大切な思い出の一つです。常連のお客さんたちがとても個性的で、カウンター越しに交わされるマスターとの会話を興味津々で聞いていました。ここでいろいろな人生やものの見方に接したことが、漫画制作に欠かせない登場人物の性格描写などに役立っているように感じます。

上京当初の夢は絵本作家 友人のすすめで漫画家に

いろいろな物や人をとにかく見るクセがあって、それがこの仕事に生かされている気がします。電車での座り方、窓から見た景色の流れ方、人の細かい仕草など…機械ならボタンの形まで覚えたくなります(笑)。
上京した当初は、絵本作家になりたくて漫画家になるつもりは全くなかったのですが、友人が「一度漫画を描いてみたら」とすすめてくれたのがきっかけで出版社への持ち込みを始めました。読者に感動を与えるような絵を描き続けられるようにこれからも頑張っていきたいです。

上京して改めて感じる 自然風景の大切さ

東京で暮らし始めてから、ときどき故郷・守山市に帰る機会がありますが、当時住んでいたときはごく当たり前に見ていた自然風景が今、大切に感じるようになりました。特に、山に守られているような風景は心が落ち着きますね。
私にとって滋賀は本当の自分に帰れる場所です。つらい時は滋賀の景色を思い出すと、とても癒されます。東京で長く仕事をしてきましたが、滋賀が一番大好きです!

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