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大津・南部管内の農業・農村の現状と事業の推進方針

平成30年度

 当地域は、西に比良・比叡山系、南に湖南アルプスをのぞむ中山間地から琵琶湖へ続く傾斜地や平野部がある水田地帯です。京阪神の大都市圏に隣接していることから、住宅開発や企業、大学等の進出が進み、多くの消費人口をかかえており、大型商業店舗の進出や農産物の直売店舗の設置が多く見られます。
 また、野洲川や琵琶湖を水源とする優良農地が整備されており、温暖な気候条件とも相まって、米・麦・大豆を組み合わせた土地利用型農業と、ホウレンソウやイチゴなどの施設野菜、バラ、カーネーションなどの施設花き、果樹が生産されています。特に、野菜や花きは県内生産額の約40%を占め、県内での主要産地を形成しています。
 近年では、新規就農の希望者が増え、特に非農家出身の方の就農相談が多くなっていることが特徴です。
 さらに、豊かな農村文化とともに、琵琶湖の周囲に広がる水田や中山間地域の棚田など、美しい田園風景や豊かな自然環境が残されています。
 一方で、農家の減少や高齢化、農村集落での都市化・混住化が進展し、これまで築かれてきた地域共同活動の維持が困難になりつつあり、農地や老朽化が進む農業水利施設等を、多様な主体の協働により、将来にわたって活用し保全していく必要があります。

管内図
管内における人口よとび耕地面積(平成31年3月時点)
区分 人口(人) 耕地面積/計(ha) 耕地面積/田(ha) 耕地面積/畑(ha)
大津市 340973 2220 2140 79
草津市 137247 1280 1200 86
守山市 79859 1970 1740 225
栗東市 66749 697 657 40
野洲市 49889 2390 2180 209
管内 674717 8557 7917 639
滋賀県 1412916 52100 48100 4010

 (出所:平成28~29年近畿農林水産統計年報、平成27年国勢調査)
 管内の人口は滋賀県全体の人口の約47%以上を占ています。また、管内の耕地面積は滋賀県全体の約16%を占めています。

 

 

 

 

 

新規就農者数
年度別管内外の新規就農数
野菜の販売量
年度別管内外の野菜販売量
花き出荷量
年度別管内外の花き出荷量

 このため、琵琶湖を有する本県として「環境配慮の視点」を意識しながら以下の主要施策に取り組みます。

  1. 地理的有利性を活かした「産業振興」
    • 水田農業の複合化の推進や、花卉・果樹の生産拡大
    • 農業経営の基盤となる水利施設の更新整備
    • 基盤整備を契機とした担い手の育成や高収益作物の導入
  2. 多様な主体と協働した「農村振興」
    • 地域ぐるみによる水利施設の適切な維持保全や獣害対策の推進
    • 地域資源を活用した都市農村交流等の推進
組織体制
お問い合わせ
滋賀県大津・南部農業農村振興事務所農産普及課
電話番号:077-567-5412
FAX番号:077-562-8144
メールアドレス:ga35@pref.shiga.lg.jp