滋賀県における平成18年の野生獣による農作物被害は約650集落で発生しており、被害面積は約300ヘクタール、被害金額は約1億4千万円に上ります。
これらの被害を効果的に軽減させるためには、被害が発生している現場で何が起きているのか、なぜ起きているのかを点検し、その結果に基づく対策を集落ぐるみで実施していくことが重要です。
そこで、各集落を牽引できる集落リーダーおよびその指導者を育成するために、県域講座、地域講座、成果発表会からなる、一年間の連続講座として「獣害に立ち向かう里づくり講座」を開催します。
平成20年6月17日(火曜日)に、コラボしが21(大津市打出浜2番1号)で第一回目の県域講座を開催しました。
第一回目の内容は、最近の野生獣による農作物被害を取り巻く現状と、集落ぐるみで取り組むことの重要性についてです。