情報処理用超高密度電子デバイスの検査システムの開発・実用化 大西電子株式会社

事業概要

  • 高精細・高密度プリント配線板検査用ワイヤプローブ治具を開発
  • 高密度ICなどが搭載されるプリント配線板の4端子検査治具を開発
分野、期間、段階
技術分野 IT
研究開発期間 平成18年4月~平成21年3月
事業化段階 商品化段階

利用した制度

制度リスト
滋賀の新しい産業づくりチャレンジ計画の認定
滋賀県中小企業新技術開発プロジェクト補助金
滋賀の新しい産業づくり促進資金
滋賀県市場化ステージ支援事業補助金

技術開発の成果

開発に至った経緯(背景)

デジタル電子機器や車載機器では、小型・軽量化、高速・高周波化と併せて高信頼化の要求が極めて強く、プリント基板の高精細・高密度化の進展が著しい。それに伴って、プリント基板メーカー様が検査装置に組み込んで使用される検査治具は、ピッチが0.20mm以下の配線パターンの4端子抵抗検査、およびピッチが0.10mm以下の微小欠陥検出や断線・短絡検査が可能な治具開発が急務となってきた。

開発した技術・製品

高精細・高密度化が進むプリント基板を検査する治具の構成に必要な、材料・構造設計技術、および微細加工・組立技術を開発して、以下の新製品を実用化した。

  1. ピッチが0.08~0.15mmの高精細・高密度プリント配線板の断線・短絡を検査するワイヤプローブ治具(従来≧0.3mm)
  2. 端子ピッチが0.4mmのICが搭載されるプリント配線板の抵抗値を検査する4端子検査治具(従来≧0.5mm)
  3. フレキシブル配線板に実装された端子ピッチが0.3mmの超小型コネクタの導通を検査するプローブ治具(従来≧0.5mm)

開発の内容

精度±0.005mm以下で直径0.06~0.13mmに穴加工された複数枚の絶縁板に、直径が0.05~0.11mmのタングステンワイヤを高精度で挿通する技術を開発して、ピッチが0.08~0.15mmのプリント配線板を検査するワイヤプローブ治具を実用化した。また、外バネ方式でプローブを斜め実装する新しい構造を考案して、0.20mmのピッチまで対応できる4端子検査治具を実現した。

模式図

事業化への取り組み

客先製品に対応した検査治具を試作し、生産ラインの自動検査装置を用いて通過率やメンテ性などを評価いただき、承認を得て受注生産中である。現在、更なる高精細化に向けて、ピッチ0.07mm以下のプリント配線板検査治具、ICの端子ピッチが0.3mmの4端子検査治具などを開発中である。

経営者(担当者)からのコメント

当社は、プリント配線板や部品が実装されたプリント回路板の、電気特性・機能を検査する治工具・装置を研究開発からサポートまで一貫して行っており、お客様のニーズにマッチした提案をさせていただきます。また、開発・実用化した製品や設計・生産技術は、お客様の海外生産に即応すべく、中国の昆山およびマレーシアのジョホールバルのグループ会社に展開しております。

企業情報
代表者 大西 軍二
資本金 17,100万円
従業員数 100名
設立 昭和54年6月
本社 滋賀県近江八幡市若宮町226-8
主な事業 プリント配線板・回路板用各種検査治具・装置の製造・販売 基板検査用周辺機器の製造・販売 検査用治工具類の製造・販売 LED照明機器の販売
TEL 0748-38-8148
FAX 0748-37-0115
ホームページ http://www.one-h.co.jp

お問い合わせ

滋賀県商工観光労働部モノづくり振興課 
電話番号:077-528-3791
FAX番号:077-528-4876
メールアドレス:fd00@pref.shiga.lg.jp
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