当協議会では参加機関相互の連携を深め、相談実務のスキルアップを図るため、合同の研修の機会を設けています。
最初に会議として、当協議会の趣旨の説明等を行いました。続いて聖泉大学副学長で臨床心理士の高橋啓子さんを講師に迎え、講座を開催しました。
相談業務の基本的なポイント等について以下の内容で御講演いただきました。
聖泉大学の学生さん2名に協力いただいてロールプレイング※1方式で実演を見ながらポイントを解説していただきました、その後ワールドカフェ方式※2も取り入れて意見交換を行いました。
※1:現実に起こる場面を想定して、複数の人がそれぞれ役を演じ、疑似体験を通じて、ある事柄が実際に起こったときに適切に対応できるようにする学習方法
※2:メンバーの組み合わせを変えながら、小グループで話し合いを続ける話し合いの手法
聖泉大学副学長で臨床心理士の高橋啓子さんと 県精神保健福祉センター障害者医療福祉相談モール担当の小西文子さんを講師に迎え、複雑・複合化した相談に、障害が特定されていない段階から、高い専門性で一貫した対応を行うことを目的に設立された障害者医療福祉相談モールの機能や業務、事例を通して見えてくる対応のポイントなどについて対談形式でお話しいただきました。
今後NPO等民間の団体との連携が一層重要になってくることから、特定非営利活動法人びわこダルク(外部サイトへリンク)の猪瀬さん、遠山さんと青少年支援ハウス輝(外部サイトへリンク)の立岡さんにそれぞれの活動内容等について御紹介いただきました。
その後、一層の連携強化を図るため、参加者による交流会も行いました。
聖泉大学副学長の高橋啓子さんと人間学部准教授の新美秀和さんを講師に迎え、暴力をふるう人の心理や被害者対応のポイントを解説いただいたほか、ケース検討の仕方や相談機関同士の連携の大切さについてもお話しいただきました。またグループで事例検討や発表も行いました。
今後NPO等民間の団体との連携が一層重要になってくることから、認定特定非営利活動法人NPOぽぽハウス(外部サイトへリンク)の福井さんと公益社団法人認知症の人と家族の会滋賀県支部(外部サイトへリンク)の青木さんにそれぞれの活動内容等について御紹介いただきました。
さらに、一層の連携強化を図るため、参加者による交流会も行いました。
※「希望なき人びとのために、希望はわたしたちに与えられている」―W.ベンヤミン(ドイツの哲学者)
聖泉大学副学長の高橋啓子さんを講師に迎え、適切な相談対応を行うための技法「ケース・フォーミュレーション※」について、理論や手順を事例を使いながら説明いただきました。また、この作業から導きだされた結果を、相談対応にどのように活用していくかということについても丁寧に解説していただきました。
受講者の方には、実際に演習課題をやっていただき、それを踏まえたグループごとの意見交換も行いました。
※日本語に訳すと「事例定式化」。相談者からさまざまな情報を聞き、その後の方針を決める作業。
今後NPO等民間の団体との連携が一層重要になってくることから、特定非営利活動法人子ども自立の郷ウォームアップスクールここから(外部サイトへリンク)の唐子さんと特定非営利活動法人リバティー・ウィメンズハウス・おりーぶの(外部サイトへリンク)の山本さんにそれぞれの活動内容等について御紹介いただきました。
さらに、一層の連携強化を図るため、参加者による交流会も行いました。