滋賀県人権相談ネットワーク協議会では当協議会では参加機関相互の連携を深め、相談実務のスキルアップを図るため、合同の研修の機会を設けています。
精神保健福祉センター所長辻本哲士さんを講師に迎え、下記の内容の講座を開催しました。
1.自殺をどう防ぐか、「うつ」の症状について
2.相談を聴くポイント
・「死にたい」と言う相談者、その他対応に苦慮する相談者の対応
・相談を受ける側のメンタルヘルス
3.相談機関のネットワーク化
辻本所長より講義いただいた後、参加機関より提出された事例について、グループごとに事例検討を行い、最後にまとめとして辻本所長より助言をいただきました。
参加者の声・情報交換が十分出来て良かった。
・事例検討もグループで丁寧に話し合えた上、アドバイスも受けられて有意義であった。
・相談の受け手側のメンタル面の話はとても参考になった。
・事例検討のグループワークでは、色々な視点からの相談に対する切り口を見れたので、参考になった。
・テーマがどこの職場にも関係のあることで、とてもためになった。
次回の講座では、参加者アンケートで最も希望が多かった発達障害についてとりあげます。内容としては、発達障害についての基本的理解とともに、御本人や御家族が相談に来られたときの対応等について学びます。
詳細が決まりましたら、関係機関にはメールにて案内させていただきます。