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平成29年度 若年層向け人権啓発講義

若年層向け人権啓発講義とは?

若年層の一層の人権意識の向上が求められる中、平成25、26年度に実施した学生サポーター会議で「若者の集まる場所へ出向いての啓発が必要かつ有効」である旨のアイデア提示や、「実際の現場で取り組んでおられる人から話をきくことは、より深く人権について考えるきっかけになった」との感想をいただきました。

そこで、若い方々に、人権は身近なものであり、人権の尊重はそれぞれが考えていかなければならない課題であるという意識をより強く持ってもらおうと、県内大学等での講義の中で、各人権分野の最前線で活動されている専門家からの講話により、人権課題の現実を知り、学んでもらう機会を提供することとしました。

テーマ「ゴールボールの向こうに見えたもの」

平成30年2月14日開催(立命館大学びわこくさつキャンパス)

立命館大学体育会主催事業として、体育会に所属する学生を対象に、一般社団法人日本ゴールボール協会 副会長 西村秀樹さんを講師に迎え、全盲になってからゴールボール(※)と出会うまでのお話しや競技の魅力、パラスポーツを通じた仲間づくり・地域交流について、お話しをいただきました。

講義の途中、「目が見えない」ことの疑似体験として、ゴールボールで使用するアイシェードを装着し、キャッチボールをしました。ただボールを投げるだけなのですが、全く光のない状態では、自分がどの方向を向いているのかもわからなくなってしまいます。

西村さんからは、「障害者理解」について、周りに理解していただくことも大切なことだが、障害者自身が自分をさらけ出すことも大切、また、スポーツなどを通じて、自然と交流をする中で、障害のある人もない人もお互いに新しい発見や出会いがある、学生の皆さんにもそうした体験をぜひしてほしい、とメッセージをいただきました。

※「ゴールボール」とは3名1チームで、鈴の入ったボールを投げ合い相手ゴールに入れ、得点することで勝敗を決める、対戦型の競技です。
選手は全員、「アイシェード」という専用のゴーグルを装着します。ボールの音や選手のかけ声や足音、ラインテープの下に敷かれたたこ糸の感触といった視覚以外のすべての感覚を研ぎ澄まして戦います。さらに詳しくは、滋賀県ホームページ「しがスポーツナビ!」競技情報(ゴールボール)をご覧ください。

ゴールボールの試合を視聴しているところ
アイシェード
学生の声
  • ゴールボールをはじめて知り、スポーツの偉大さを改めて確認できました。障害のある方もない方も、そして海外の方とも、仲間づくりができる環境は素晴らしいと感じました。
  • ゴールボールは視覚障害のあるなしに関わらず、楽しめるスポーツだということがわかったので、また体験したいです。
  • 伝わる伝わらない以前に、障害のある方と積極的に接する姿勢が大事だと感じました。

テーマ「積極的な参画で 人生を楽しもう」

平成30年2月19日開催(滋賀県立大学)

滋賀県立大学のクラブやサークルなど課外活動団体の新部長・新副部長になる学生を対象に、ファザーリング・ジャパン滋賀 監事 宮本一幸さんを講師に迎え、「イクメン」を事例に親と子どもの関わり方やパートナーとのより良い関係づくり、ワークライフバランスなどについてお話しいただき、「女だから、男だから」といった固定的な性別役割分担意識にとらわれず、何事にも積極的に参画、挑戦することの素晴らしさについて学びました。

講義の冒頭では、簡単なゲームが行われ、「人それぞれ考え方は違うこと」を体験し、「違いが自分を磨く要素となり、謙虚に素直に何かを学び取ろうとういう積極的な姿勢を持つことが、人間の成長につながります。」と未来に向けてのメッセージをいただきました。

講義開始の様子
簡単なゲームの様子
学生の声
  • 「育児」における男女の関係性について聴くことができ、大変勉強になりました。
  • 男女共同参画社会について考え直すきっかけとなりました。
  • リーダーとしての自分の立場の重さを理解し、これからがんばっていこうと思いました。
お問い合わせ
滋賀県総合企画部人権施策推進課
電話番号:077-528-3533
FAX番号:077-528-4852
メールアドレス:cf00@pref.shiga.lg.jp