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平成28年度 若年層向け人権啓発講義

若年層向け人権啓発講義とは?

若年層の一層の人権意識の向上が求められる中、平成25、26年度に実施した学生サポーター会議で「若者の集まる場所へ出向いての啓発が必要かつ有効」である旨のアイデア提示や、「実際の現場で取り組んでおられる人から話をきくことは、より深く人権について考えるきっかけになった」との感想をいただきました。

そこで、若い方々に、人権は身近な問題であり、それぞれが考えていかなければならない課題であるという意識をより強く持ってもらおうと、県内大学等での講義の中で、各人権分野の最前線で活動されている専門家からの講話により、現実的な人権問題を知り、学んでもらう機会を提供することとしました。

テーマ「デートDVって何?~人と関わることの素晴らしさと難しさ~」

平成29年1月23日開催(滋賀大学彦根キャンパス)

平成29年2月17日開催(滋賀県立大学)

立命館大学産業社会学部准教授斎藤真緒氏を講師に迎え、若者にとって身近な課題であるデートDV(未婚の若いカップルの間で起こる暴力)について、デートDVとは何か、なぜこんなことが起こるのか、また、加害者にも被害者にもならないために気をつけるポイントなどについて、事例を交えながら丁寧な講義をいただきました。

そして、「恋愛の素晴らしさと難しさを理解した上で、自分の感情と上手につきあいながら、自分にとっても、相手にとっても楽しい恋愛をしてほしい。冷静な突っ込みを入れてくれる友達を見つけるとともに、皆さんがそういう友達になってほしい。」といったメッセージをいただきました。

290217県立大学
290123滋賀大学
学生の声
  • 家族、恋人だからこそ暴力が起こりやすい理由がわかりました。
  • 親しい人に対してこそ、その人権を尊重するべきだと考えるようになりました。
  • 価値観が違うのですれ違いは仕方がないことだと思うけれど、だからこそ余計に、相手を思うことは大切なことだと気づかされました。
  • すべてをわかりあえるわけではないと理解した上で、尊重し合える関係が重要だと思いました。
  • 恋人だけでなく、友達関係においても当てはまることがあると思いました。
  • 被害者にも加害者にもならないように意識したいです。

テーマ「多様な「性」を考える~LGB/T・ALLY(アライ)になろう!~」

平成29年2月9日開催(立命館大学びわこくさつキャンパス)

290209立命館大学

大阪私立学校人権教育研究会川西寿美子氏を講師に迎え、生物の一員としてのヒト、何のために「性」はあるのかといった生物の話からヒトの性、多様な「性」について講義いただきました。

必ずしも身体の「性」と心の「性」が一致すると限らない。誰を好きになるかは人それぞれ。それぞれの人に、それぞれのセクシュアリティがある。そして、どこにでも性的マイノリティの人はいる。「身近にいない」のではなく「言わないだけ」。「受け入れられる社会」が大事。それは、当事者の問題ではなく、周りの問題、私たちみんなの問題だといった内容の講義に、学生たちは熱心に耳を傾けていました。

学生の声
  • LGBTについて、こんなに詳しく話を聞く機会がなかったので、貴重なお話を聞けてよかったです。
  • 性や身体にとらわれることなく、相手の本質を見ることが大切だと思いました。
  • とてもいい勉強になりました。性に関する人権について、この先しっかりと理解を深めたいです。
  • 教科書などだけでは知ることのできない内容などもわかりやすく話してくださり、性を考えるうえで非常に興味深い講義でした。
  • 当事者だけでなく、周りの人たちが、その人のアイデンティティを受け止めて、サポートする責任があると感じました。
  • 「知る」ということがLGBTの方々も過ごしやすい環境を創り出す一歩だと思いました。今回の講義を通して、「人権」の学習をもっとしようと思い、これからさらなる理解を深めていきたいと思います。
お問い合わせ
滋賀県総合企画部人権施策推進課
電話番号:077-528-3533
FAX番号:077-528-4852
メールアドレス:cf00@pref.shiga.lg.jp