8月10日に野洲市の北野学童保育所に通う小学生の子どもたちを対象に、ふれあい啓発を実施しました。ジンケンダーも登場し、子どもたちと一緒に「人権」の大切さについて学習しました。
子どもたちには、紙芝居「みんなともだち」やパペット人形のジンケンダーとモラルンを使ったやりとりを通じて、言葉には人から言われると元気になったり、嬉しくなったりする「ぽかぽか言葉」と、反対に人から言われると悲しくなったり、落ち込んだりする「ちくちく言葉」があることを知ってもらい、“自分だけではなく、周りにいる友だちも大切にする”ことを伝えました。
その後、お互いの気持ちを伝え合う方法の一つとして「手話」を紹介しました。「ありがとう」「おつかれさま」という2つのぽかぽか言葉の手話を使い、相手にどうやったら自分の気持ちがしっかり伝わるのか、相手のことを考えながら気持ちを伝えることの大切さを考えました。
最後に、しゃべらずに、身振り手振りで自分と同じ誕生月の友だちを探す「誕生月で集まろうゲーム」を行いました。「しゃべらない」というルールに子どもたちは最初少し戸惑っている様子でしたが、学んだことを思い出し、体を使って自分の気持ちを表現していました。
子どもたちからは、「人権のことがわかった」「楽しく勉強できた」「ジンケンダーと一緒に学べてよかった」等の感想が挙がり、人権について楽しく学んでいただきました。
「人権」について学ぶ | 身振り手振りで同じ誕生月の友達をさがす |