平成21年9月26日に開催しました「じんけんフェスタしが」の内容について、下記のとおり紹介します。
すべての人の人権が大切にされるために、私たちに何ができるのか、気づき、行動へとつなげていただける機会となるよう、講演会やシンポジウムなど様々な催しを開催し、 当日は約2,800人の方にご来場いただきました。
和太鼓集団鼓鐵さんの迫力ある演奏に続き、人KENまもるくん、人KENあゆみちゃんとともにセレモニーを開催しました。
障害のあるわが子の話をはじめ、講師自身の昔と今の変化や経験を通じて感じたことを一生懸命に伝えていただき、参加者と一緒に多くのことを考え、感じることのできる時間でした。
パネリスト
松野明美さん(元オリンピックランナー)
遠矢家永子さん(NPO法人SEAN事務局長)
コーディネーター
羽川英樹さん(アナウンサー)
今年のシンポジウムは、人権に関連する生活に身近な問題の中から、「障害者:駐車場の車いすスペースの利用について」、「多文化共生:日本語がわからない方との簡単なコミュニケーションの取り方について」、「子ども:育児休暇制度の利用しやすい環境づくりについて」の3点を取り上げ、それぞれの問題について当事者の方から問題提起を受けて、その解決に向けて話し合うという内容でした。
ステージと客席が一緒になって考えることができ、多くの人が気づきを得て、今後の行動の参考となるシンポジウムでした。
(出演:矢野未友木さん、百花ちゃん親子)