平成26年度冬の食中毒予防一斉監視の実施結果

近年、ノロウイルスを原因とする食中毒の発生件数は全国的に増加していることから、ノロウイルスによる食中毒が多発する冬季を前に、ノロウイルス食中毒の発生を予防するため、平成26年10月1日から11月28日にかけて、飲食店(弁当屋、仕出し屋、すし屋、料理店等)、大型のホテルや旅館および大規模給食弁当やコンビニ弁当等の調製施設を対象に監視指導を実施しました。
また、講習会を19回開催し、延べ713名の参加者に対し、ノロウイルス食中毒予防対策等について講習しました。

冬の食中毒予防一斉監視実施結果

監視指導内容

(表)
種目 監視実施数 生カキ等提供施設 口頭指導 指導票交付
弁当屋 57 0 27 0
仕出し屋 67 8 37 0
すし屋 45 7 21 0
料理店 36 7 22 0
ホテル・旅館 35 1 24 0
大規模給食弁当、コンビニ弁当、学校給食パン等調製施設 24 0 16 8
その他 63 1 25 0
合計 327 24 172 8

主な監視内容

  • 手洗い設備は、常に使用可能な状態になっているか。
  • 石けん、ペーパータオル等を設置しているか(共用タオルは不可)。
  • 手洗いは十分な時間をかけて行っているか(30秒以上)。
  • 調理前、調理中、トイレに行った後など、適切なタイミングで手洗いをしているか。
  • 下痢・嘔吐・発熱等の体調不良時は、調理作業に従事していないか。
  • 発症者が、調理作業に復帰する時期や、不顕性感染の恐れのある従事者への対応方法を定めて周知しているか。
  • 同居家族等に体調不良者がいた場合は、家庭内での手洗いや消毒等に注意しているか。
  • 調理従事者は、「生」または不十分な加熱の二枚貝を食べないようにしているか。
  • 毎日、始業前に、全従業員に対する体調チェックを行い、記録しているか。
  • 盛り付け時や、加熱工程のない食品に直接触れる時は、使い捨て手袋、マスク等を着用しているか。
  • 取り扱う食品が変わる時など、使い捨て手袋は適切に交換しているか。
  • 調理従事者専用トイレを設置しているか。
  • トイレに入る時は、調理作業時の着衣、帽子および履物を脱いでいるか。
  • 十分な加熱調理を行っているか(中心温度が75℃で1分以上、二枚貝等のノロウイルス汚染の恐れがある場合は85℃~90℃で90秒間以上)。
  • カキ等の二枚貝を生または不十分な加熱(湯引きカキ等)で提供していないか。
  • 施設は床面、内壁のうち床面から1mの部分および手指の触れる部分は、1日に1回以上清掃し、必要に応じて洗浄、消毒しているか。
  • 器具類は使用後に洗浄、消毒および乾燥しているか。
  • 二枚貝の使用がある場合やノロウイルスの二次汚染等を防止する必要がある場合は、器具および調理器具、容器等は熱湯消毒(85℃で1分以上)または次亜塩素酸ナトリウム(0.02%:200ppm)で消毒し、蛇口、冷蔵庫の取手およびトイレのドアノブ等の手で触れる箇所は、次亜塩素酸ナトリウム(0.02%:200ppm)で消毒しているか。
  • 消毒用に調製された次亜塩素酸ナトリウムの濃度は適正か。
  • ノロウイルス食中毒注意報を知っており、従事者に周知できているか。

結果概要(指導内容)

  • 飲食店(弁当屋、仕出し屋、すし屋、料理店)については、従業員の体調チェックを行い記録をしている施設が少なかった。
  • 飲食店(仕出し屋、料理店)については、手洗い後にペーパータオルを使用する施設が少なかった。
  • ホテル・旅館以外では次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が徹底できておらず、その濃度も適正でない施設が散見された。

ノロウイルス食中毒予防講習会実施結果

開催回数

19回

対象者

食品営業施設の調理従事者等713名

講習内容

  • ノロウイルス食中毒の特徴について
  • ノロウイルス食中毒予防対策について
  • 最近のノロウイルス食中毒の傾向について
  • ノロウイルス食中毒注意報について
  • 昨年度の監視指導の結果について
  • 従業員教育について
  • 体調不良者への対応について など

お問い合わせ

滋賀県健康医療福祉部生活衛生課食の安全推進室
電話番号:077-531-0248
FAX番号:077-537-8633
メールアドレス:shokuhin@pref.shiga.lg.jp
キャッチコピー「母なる湖・琵琶湖。-あずかっているのは、滋賀県です。」